NEW ARRIVAL

Araki Yuuの技術。

こんばんは。

Ishikuraです。

 

本日は春らしい気候でお花見日和です。(桜は8分咲き位でしょうか)

GULLAMから近い中目黒の桜の名所でもある

目黒川の桜にはかなり多くの人がお花見に行っているのではないでしょうか。

 

GULLAMはセレクトショップなので展示会等で買い付ける時にジャンル分けをしております。

比較的に買い易いブランド、かなり特徴的な作りのブランド、技術(作り)が凄いブランド等。。

 

本日は個人的に凄い丁寧で素晴らしい技術だなと思った部分をご紹介させて頂きます。

 

Araki Yuu.のボタンホール。

 

服の中でも脇役な部分です。

基本的には世の中で販売されている9割以上の洋服のボタンホールは

ボタンホール専用ミシンでホールを開けていると思います。(大きなコスト削減になるからです)

機械開けではホールとカンヌキで1穴数十秒ですが、手縫いホールは1穴数十分。。(圧倒的な時間と手間の差です)

縫製工場でも自社でホールを開けているのはごく一部でボタンホール専門業者(通称・・穴屋があるほどです)

 

主なボタンホールの種類としては薄手の素材を用いるシャツ等ではネムリホール。

 

ジャケットやコート等のしっかりとした素材を用いるときはハトメホールや眠りハトメホールを使うことが多いです。

(デニム等では流れハトメホールを使う場合が多いです。カンヌキが無いハトメホールです)

ドイツ製の DURKOPP社のホールミシンが有名です。

私自身も縫製職人時代は DURKOPP社のホールミシンを使用しておりました。(1日に数百個のホールを開けてました)

なので、機械開けと手縫い開けと誰よりも(バイヤー内では)簡単に見分けがつけられますが

Araki Yuuのジャケットやコートの手縫いホールは見分けがつかないほど綺麗でびっくりしました。

私自身も手縫いホールを経験していますが、とんでもない時間が掛かる割には綺麗に出来ずに断念したくらいです。

誰よりも大変さも分かっております。(個数が多いと途中から雑になる傾向がありますが・・)

Araki Yuuのボタンホールには気持ちの乱れを感じません。

本当に気持ちの込もった服作りをしていることが

脇役でもあるボタンホールからでも分かります。

 

抜き打ちで綺麗な物を選んだわけでは御座いません。(Arakiさん申し訳ございません)

 

Leather商品のホールもAraki Yuuらしく手縫いのホール。

素材の厚さに合わせてボタンの根巻きも高めに。

 

 

日本人らしい職人気質なブランド。

 

その部分を前面に出していないところも素敵です。

 

決して有名ブランドではないですが、私が職人デザイナーAraki Yuuの服に惚れ込んだのは言うまでもありません。

 

しっかりと作り込まれた服は着ていても言葉に表せない心地良さがあります。

 

日本では今後技術者が減るのは間違いないです。

縫製業界でも工場が年々減り続けてます。

 

Araki Yuuのようなブランドは本当に希少です。

 

今後も彼らの技術には注目して頂きたいです。

 

それでは

失礼致します。

 

 

 

atelier suppan.

こんばんは。

Ishikuraです。

 

大変ご無沙汰しております。。

 

2018年に入り早々から2018AWシーズンの買い付け(展示会)が始まり

本日、国内最後のブランドのオーダーを送り終了しました。

この時期は2018SSの入荷ピークと2018AWの展示会が被るので、個人的には1年で最もシンドイ時期でもあります。

 

今週末は桜の見頃になるそうで春物が本格的に活躍するシーズンになりました。

と言っても朝晩はまだまだ寒いですが、スプリングアウターをメインにシャツやカットソーを使って

コーディネイトを楽しんでください。

 

私は毎年3月1日からは寒くても春物に衣替えをします。

夏になると重ね着が楽しめないので、この時期はレイヤードを楽しみたいですね。

 

話が飛びますが。。

通常は商品が入荷して店頭でお客様にご覧頂く前に私が商品をキープすることは無いのですが、

この2018SSでとうとう手を付けてしまいました。

到着してすぐに各1点を購入です。

 

それはatelier suppan.の商品です。

 

このatelier suppan.はパリにアトリエを構えるブランドで

Web掲載を禁止しているブランドです。(決して上から目線ではありません。ただシンプルに服作りをしたいという思いです)

夫婦で全ての工程を行っている職人ブランドなので大量生産も出来ません。

自分達の商品を大切に考え販売してくれるお店との取引したいという希望で

展示会の招待も殆ど行っていないようなので、このブランドを知らないバイヤーも多いと思います。

私は2年位前に展示会の案内が届き、昨年初めてパリのアトリエにお邪魔しました。

薄暗い場所で商品を展示しており、1着1着外へ出てデザインや色、クオリティを確認していました。

素朴な二人が作り出すatelier suppan.は不思議な魅力を秘めた作品ですぐにこのブランドのファンになりました。

私のボキャブラリーではatelier suppan.の魅力を語れそうもなかったので、入荷してからBlog等で語る事もありませんでした。

それはこのBASEMENTでも。

 

GULLAM店頭で気づいて頂いたお客様には商品説明をさせて頂きました。

ここまでアナログ感覚なブランドは「どこが良いです」とか「何が良いです」と説明するより

感じて頂くブランドなのかなと思います。(当然ですが、それぞれの感性の違いもあるので好まれない方もいらっしゃいます。

そして何より着ていて心地良いのです。(この感覚も当然説明出来ません)

特に気に入っているのは黒の手染め(hand dyed)

各アイテムにポーチが付いておりお好みでお使い下さい。

それぞれの素材で色の入り方(吸収率)が違うので、同じ黒でも色合いがそれぞれで違います。

サイズや品番が記載されている札も手書き、品質表示も手書き。

個人的にはこんな感じのスローでアナログな服が大好きです。

決して一般受けするとは思っていません。

そして自分が似合っているかは分かりません。

でも、ただ好きなので。

 

今更ですが、今回GULLAMに届いた商品は以下の通りです。(私は全て購入致しました)

シンプルです。いたってシンプルです。

すでに完売した物、サイズ切れの商品とほぼ在庫が無いのでご了承下さいませ。

E1820 Shirt Jacket.

size 0(44~46)       size1(46~48)sold out             ¥50,000+Tax

私はsize1です。 (177cm  67kg)

 

 

 

E1818   Shirt.

size0(sold out)     size1     ¥52,000+Tax   (結構ルーズです。)

私はsize1です。 (177cm  67kg)

 

 

E1813    Trousers.

size1     size2 (sold out)  ¥80,000+Tax

私はsize2です。 (177cm  67kg)

  

  

 

E1819    Jacket  Front  Pocket.

sold out.

私はsize2です。 (177cm  67kg)

 

本日も私は全てatelier suppan.です。

 

皆様それぞれに服を選ぶ基準があると思いますが、

私が服を選ぶ基準は「雰囲気」という点を一番重視するポイントに置いているかも知れません。

来シーズン2018AWはatelier suppan.をかなり多く買い付けました。(かなり惹かれました)

インパクトはあまり表現しないブランドですが、雰囲気が凄く好みで。

1月のパリ展示会で最もテンションが上がったブランドかも知れません。

(あくまでも好みの問題ですのでご理解ください)

 

春です。

自身の好きな服を着て出かけましょう。

そして心地良い1日を過ごしましょう!(これが私のオシャレする目的かも知れません)

 

6月後半に開催されるparisファッションウィーク(2019ss)までは店頭業務に集中できそうなので

BASEMENTも更新致します。

 

ここまで読んで頂き有難う御座います。

 

それでは。

失礼致します。

 

 

 

 

 

 

 

5th anniversary.

こんばんは。

石倉です。

 

とうとう師走ですね。寒いです。。

12月に入り慌ただしい毎日を過ごさせて頂いております。

 

明日、12月13日でGULLAMは5周年を迎えます。

皆様のお陰で迎えることが出来そうです。(12月13日(水)は定休日です)

 

申し訳御座いません。

5周年なのに皆様に何も用意が出来ませんでした。

感謝SALEも考えたのですが業界の今後について考えた結果・・・行いません。(5周年感謝SALEは)

 

しかし、水面下では5th anniversary.企画商品をプロデュースさせて頂いております。

現在、サンプル製作中です。(今まで実現できなかった企画です)

期待して頂いても良いかと思います。

 

毎年、この日になると当時を振り返った内容のBlogを書かせて頂いております。(同じような内容です)

今年も振り返らせて頂きます。

 

私は約30年前に高校を卒業してアパレル工場に就職して服作りのみに携わっていました。

同じアパレル業界でも全く業務内容は違う販売店舗GULLAMを開業したのが5年前。

渋谷と代官山の裏通りに。(比較的に家賃が安かったので。。とはいえ代官山料金ですが)

接客自体が初めての経験。

店舗経営のノウハウもゼロ。

レジを打つ経験も初めて、もちろんバイヤーとして経験もゼロ。。当時42歳。。

誰にもセレクトショップ経営方法も教わらずに(経営している知り合いもいなかったので)全てが我流。

今考えても無謀なオールドルーキーです。

 

店舗を開業する資金もほとんどなく、自身で内装工事をせざる得ない状況でアトリエでの業務終了後に

毎日深夜まで休みなく内装工事を行っていました。(寒い夜に一人でペンキをひたすら塗っていましたw)

もちろん、夢と希望を抱きながら。

しかし実際のところ不安しかなかったです。

小さな手こぎボートで大海原に出てしまったら、漕いで前に進むしかなかった。

 

最初に壁にぶつかったのは、バイイングです。

オープンする前に想像していなかった現実。

店舗経験も無い私が「これからオープンするセレクトショップGULLAMです」と言っても

誰も知らないし、誰も信用してくれない。(日本のブランド)

まず聞かれるのは「どこのブランドが入っているのですか?」

パリでもそうでした。

そして、当回しに断られる。。

自分が想像していたよりも厳しい現実

確定していたのはDEVOA、iolom、golem、divka(レディース)、ハンドクリームや入浴剤、ルームフレグランスなど。

取り扱わせてくれるのは知人のブランドや当時無名のデザイナー(失礼な言い方でゴメンなさい)のみでした。(今は有名ですけど)

 

2012年12月13日オープンを迎えて。

知人などがお祝いに来てくれる以外はお客様が来ない現実。(今もですが、看板も無いので)

小さな手こぎボートは真っ暗な大海原を漕ぎ続けていました。

まずはBlogを必死に書いてました。

誰も読んでくれないBlogを書く辛さ。

初めて来店し購入をしてくれたお客様は今でも忘れません。(レジを打つ時に手が震えました)

 

1月のパリ展示会では絶対にイメージした数ブランドと取引したいと強い気持ちを持って行ったパリ。

やはり、同地域の店舗とのブランドバッティングや取り扱いブランドイメージを指摘され撃沈。

この1月にincarnationのkeita氏と出会う。(DEVOAのnishida氏に展示会場まで案内してもらって)

熱い思いを語りました。(自信なんて全くないけど強い思いはありました)

そして、individual sentimentsでLeatherのみで展開するブランド「IS」も取り扱いが決まりました。

いずれも海外で活躍する日本人ブランド。

DEVOA, incarnation, IS, NUDE masahiko maruyama

ここを柱にGULLAMをアピールしていく1年目の決意。

 

あとはパリで自分が発掘して有名にするしかない。

裏通りで店舗を営業するにはメジャーなブランドよりはHand madeの職人ブランドを職人としてセレクト。

(現在取引している海外ブランドとしては、LEON EMANUEL BLANCK、James Kearns、luca bianchini、ESDE、など)

誰も知らないブランドを買い付ける。

本当に良い物や面白い物を作っていたので高額でしたが自信を持って買い付けました。

誰も知らないブランドでしたが高評価を頂きました。

 

現在も他店舗のバイヤーさんに知り合いが少ないので良く分かりませんが、

売れるブランド、売れる商品を買い付けるの優秀なバイヤーと聞いています。

なので、私は5年経った今でもバイヤーとしては失格かも知れませんね。。

これからも変われそうな気がしないです。。

 

現在は多くのお客様が遠方よりご来店下さります。(海外からのお客様も多く)

夜中に内装工事をしている時には今を想像出来ませんでした。

 

オールドルーキーは晴れた大海原を今日も手こぎボートで必死に航海を続けております。

 

GULLAMが今日も営業出来ているのは、お客様、ブランドの皆様、商品を製作してくれる工場(職人)の皆様、

スタッフ、支えてくれる友人、家族のお陰だと思っております。

皆様に本当に感謝です。

 

いつも本当に有難う御座います。

 

5年経った今、あの初心を忘れずに。

 

イベント事が得意ではないので

ひっそりと誕生日を迎えます。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

今後ともGULLAMを宜しくお願い申し上げます。

 

GULLAM. 代表 石倉崇之

 

 

 

 

 

 

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