NEW ARRIVAL



ZIGGY CHENが入荷致しました。1

 

こんばんは。

GULLAMのItouです。

 

日中はだいぶ暖かい日が増え

軽装なスタイルの人も増えてきました。

店内も春物のコートやジャケット類が充実してきております。

 

入荷が続いていましてBlogも少し間が空いてしまいました。。。

 

今回は入荷したばかりのZIGGY CHENをご紹介させて頂きます。

 

ZIGGY CHENは上海を拠点とするブランドで

オリジナルの素材、研究所のようなアトリエで仕立てられる縫製、技術力の高さ、

そしてこのブランドにしかない西洋と東洋が入り混じったような

独特な雰囲気が特徴です。

 

見た目にインパクトがあるのでデザインに目が行きがちですが

デザインの裏に隠された高度な縫製技術があります。

こちらはアトリエの作業風景。

縫製現場の出身としてはこういうのを見るだけでワクワクします。

 

 

今回は入荷したものの中からいくつかピックアップしてご紹介させて頂きます。

 

 

今回のテーマは”GNARTRICATE”

GNARLとINTRICATEを掛け合わせた造語が示す通り、

複雑に絡み合う樹木や枝の複雑且つ自然な力強さと美しさを表しています。

染め重ねられた色や、異素材の組み合わせ、

生地と縫製の掛け合わせによる奥行き感に重点をおいたコレクションになります。

 

 

0M2510932. Cropped Workers Jacket. ZIGGY CHEN. 2025SS.

https://gullam.jp/shopping/235241.html

デザインはZIGGY流のワーカージャケット。

短めの着丈に、ゆったりとした身幅で独特な雰囲気です。

 

ポケットのフラップも形からステッチの入れ方から

とても拘りを感じます。

 

素材はドビー柄を組み込んだ

ストライプを中番手の麻糸で織り上げ、

洗い込んだ後に時間をかけてゆっくりと乾燥させることにより

自然な風合いを最大限に引き出した素材になります。

よく見るとうっすらとストライプ柄が入っています。

この色はZIGGYならではで、独特な世界観を生み出します。

 

ZIGGY CHENの服は基本的に素材を2種類以上使用しています。

例えばこちらのジャケットでは

オーバーダイ加工の施された

綿キュプラストライプを裏の一部に使用しております。

 

 

さらにフラップの裏側や襟の裏側にも。

とても芸が細かい。

裏襟には定番の細かいステッチをかけています。

   

 

着用してみました。

ストックの関係上、172cm 52kgのスタッフがsize46を着用しています。

細身のスタッフなので大きいと思われがちですが

着方次第でサイズを上げていただくのもおすすめです。

実際にZIGGYが好きな方は細身でもサイズを上げて着る方が多いです。

 

全体で合わせたこの独特な色味、圧倒的な雰囲気がZIGGYならではです。

 

 

 

 

相性が良さそうでしたので

今回から取り扱いをスタートしたドイツの

SEIL MARSCHALLのバッグを合わせてみました。

思った通り色合いや雰囲気など、相性がバッチリでした。

 

SEIL MARSCHALLの商品はこちらからご覧いただけます。

https://gullam.jp/shopping?brand=SEIL%20MARSCHALL

 

動画でも着用を撮影しました。

 

続いてはシャツジャケット。

0M2510719. Oversized Shirt Jacket. ZIGGY CHEN. 2025SS.

https://gullam.jp/shopping/235238.html

シャツにもジャケットにもなる優れもの。

日本の気候ですと着用する頻度が多いアイテムです。

染色により色合いがとても綺麗です。

   

 

袖裏や見返しに至るまで異なる裏地を使用しており

とても手の込んだ仕様になっております。

 

 

素材はコットンヴィスコースキュプラに2色でコールドダイを施した生地。

ざっくり織り上げた軽やかな素材ながらも、

3者混の繊維が作り出す独特の表情が特徴の素材になります。

 

着用致しました。

172cm 52kg size46

だいぶゆったりとしたサイズ感ですが

柔らかい素材で落ちやすいので、意外とサラッと着れてしまいます。

 

 

合わせていましたBagやHatはこちらです。

Bergfabel × REINHARD PLANK. BFUH01. Nina Hat. Black Bean.

https://gullam.jp/shopping/237040.html

 

GULLAM EXCLUSIVE. BAULETTO L. Culatta Reverse Leather. Silt. tagliovivo.

https://gullam.jp/shopping/237209.html

 

 

0M2510714. Classic Digital Print Shirt. ZIGGY CHEN. 2025SS.

https://gullam.jp/shopping/235149.html

続いては定番のクラシックシャツ。

素材はプリントを施したシルク素材に

更に後染を施すことにより深みを加え、

裏面も表情のある素材になります。

プリントの柄は過去のコレクションで使用した端切れによるコラージュを

トロみのある素材に載せることにより、視覚的な対比を狙っている。

とても手の込んだ素材になりZIGGY CHENの

唯一無二の世界観を体現しています。

 

 

 

着用致しました。

172cm 52kg size46

こちらは比較的他の商品と比べるとすっきりとしたサイズ感です。

それでもルーズフィットサイズですが。。。

 

ちなみに先ほどのシャツジャケットと合わせていましたのは

このシャツでした。

 

 

 

最後はシューズです。

0M2513001. Chelsea Derby Shoes. Black. ZIGGY CHEN. 2025SS.

https://gullam.jp/shopping/235266.html

服ばかりに目が行きがちですが

実はシューズのクオリティもかなり高いです。

履いていただくとわかりますが

ZIGGYの靴ってとても履きやすいんです。(個人差はありますが)

 

デザインはシンプルなチェルシーダービーシューズになります。

サイドゴアなので着脱がスムーズです

マッケイ製法で製作。

イタリアのトスカーナ州にて90年続く家族経営の工房が製作しております。

 

・素材はキメ細やかなカーフレザーをアッパーに使用し、

シボ感のあるカウハイドをトゥーキャップに使用した2重構造になります。

 

インソールにはカットしたレザーの下に

天然ラテックスのクッションを入れ他オリジナルを使用しています。

インソールは取り外しが可能です。

このインソールがまた絶妙な感触でした。

 

ソールにマイクロラバーソールを採用することにより

見た目に反して非常に軽量な仕上がりになっています。

 

 

個人の感覚になってしまうのでおおよそですが

大体通常のサイズ感だと思います。

強いていえば若干先が長いかもしれません。

ですが、サイズは普段と同じサイズを選んで頂ければ

大丈夫な気が致します。

 

 

今回は以上となります。

その他にも入荷しておりますので次回、ご紹介させて頂きます。

ご不明な点が御座いましたらお問い合わ下さい。

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

 

 

DEVOAから新入荷が御座いました。(Front Layered Jacket)

こんばんは。

 

Satoです。

 

本日の代官山の天気は晴れ

 

気温が上がったと思った矢先、急に気温が下がりましたね。

冬に逆戻りでした、先日は東京でも雪が見られましたね。

ただ花粉は落ち着くのでその点ではとてもありがたかったです。(笑)

また今日から花粉がきついです、、、

 

しかしまた今週末から気温が上がってくるので

装いが変わる方も多いのではないでしょうか。

 

今回はそんな時期にうってつけなDEVOAのジャケットをご紹介致します。

 

JKK-VWLW. Jacket Wool Front Layered. Black. 2025SS. DEVOA.

https://gullam.jp/shopping/234050.html

まずは個人的にお気に入りのこちらのデザインから

新作のデザインになります。

ラペルレス、所謂ノーカラーのジャケットにベストがレイヤードされようなデザインになります。

DEVOAは昔からノーカラーのジャケットを度々出しており

それを新しく解釈したデザインになります。

この手のフェイクレイヤードは一歩間違えると

チープな印象になってしまいますが

この辺りは流石DEVOAと言った所です。

ボタンの部分も最高級の水牛ボタンをしっかりと使用しております。

ベスト部分はデザインなのでボタンを留める事はできません。

 

素材は世界有数の毛織産地、日本の尾州で製作されております。

ウール100%に防縮加工が施されております。

生地が柔らかく仕上がっている為、ドレープが出やすく

クラシックな雰囲気に仕上がっております。

強撚糸の為、若干のストレッチ性が有ります。

ウールギャバの中でもより柔らかい雰囲気を受けます。

今シーズンの中でも型数が多い素材なので

この素材に対するブランドの思いが伝わってきます。

 

サイズ感はレギュラーフィットになります。

ここ最近のDEVOAの中では細めに感じます。

暖かい時期はオープンにして羽織りたい気分ですね。

 

素材違いになります。

JKK-TFLW. Jacket Viscose Linen Front Layered. Charcoal. 2025SS. DEVOA.

https://gullam.jp/shopping/234124.html

素材はDEVOAでは定番の

イタリア、フィレンツェの創業70年の最高級生地メーカー

Faliero Sarti(ファリエロサルティ)社にて製作されております。

リネンの皺感とヴィスコースのドレープ感、張り感を両方併せ持つ

特殊な生地になります。

皺感を残したままティントフレット(低温染め)と言われるイタリアの

伝統的な染色方法が施されております。

独自の色ムラが特徴です。

前回の春夏のシーズンでもこの雰囲気に近い素材が展開されていましたが

動きがとても早かった記憶があります。

 

同系色との合わせがやはりハマりますね。

個人的にはパンツを明るい色にしても◎

ブランドの公式ルックはカラーの青みが強めとなっております。

商品写真をご参考ください。

 

素材違いになります。

JKK-VWAI. Jacket Canapa Cotton Front Layered. Slate Gray. 2025SS. DEVOA.

https://gullam.jp/shopping/233939.html

カナパとコットンをベースに製作されており

更にそこにメタル糸を使用しております。

聞きなれない素材ですが

カナパとは歴史上、最初に知られる織物ともいわれています。

カナパで作られた織物は麻に似ていますが、麻より更に丈夫で、簡単に摩耗しません。

更に虫もつきにくく、長い間使っているうちに

風合いの変化を楽しめるのも特徴となっております。

吸水性も麻より高く、そのため肌触りも爽やかな素材です。

メタルの糸により光に当てると若干の鈍い光沢感があります。

言葉では説明しづらいですがシルバーやウールなどの

光沢感がある素材とはまた違った雰囲気です。

 

今回ご紹介する素材の中では皺感を一番感じて頂けます。

先程の素材よりも青みを感じます。

寒色系の色合いが好きな方におすすめです。

ブランドの公式ルックはカラーの青みが強めとなっております。

商品写真をご参考ください。

 

手短ですが今回はこちらで以上になります。

 

ただいま店頭では入荷する度にたくさんの反応を頂く、atelier suppanや

calmlenceもご覧頂けます。

tsugai、tesioと言ったアイウェアも先日入荷しております。

 

本日はこの辺りで失礼します。

 

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

パリからイタリアへincarnationと共に ②

こんにちは。

いつもGULLAMをご利用頂き誠に有り難うございます

 

GULLAMの石倉でございます。

新作入荷に追われている店頭ですが・・・

まったりとしたBlogを失礼いたします。

 

ペルージャの街で最高の景色を堪能した朝。

 

incarnationの拠点ペルージャから

 

車で1時間ほどの場所に

incarnationの縫製工場があります。

 

自然豊かな丘の上に

ポツンと大きな一軒家

そこがincarnationの作品を制作する工房になります。

 

ドアを開けて

いつもの様に入っていく小川氏

多分、いつもの様に笑顔で迎えてくれるご婦人(おばさま)

 

 

縫製工場を経営していた

私にとっては懐かしい光景

 

毎日、毎日、

ひと針、ひと針、

集中して黙々と作業をしている

職人さん達の姿を見ていると

ジーンと感じるものがありました。

 

世界中にも縫製工場はありますが

安い価格を実現する為には

人力に頼らない生産システムを確立した

近代的な巨大アパレル工場か、

人件費の安い国の洋服に縁のない

劣悪な労働賃金と労働環境か、

そんな時代に

 

incarnationはイタリアの地で

全て自分達の作品を作れる

工房を開拓したのは

本当に凄い事だと思います。

 

やはり小川慶太の

あの笑顔でしょうか。

 

最後はフィレンツェ方面へ

incarnationの革加工を扱うタンナーの元へ

 

あの雰囲気を醸し出す革の現場

 

いくつかの拠点をまわります。

 

 

どんどんマニアックな所へ

 

 

昔ながらの鞣しをするために

 

 

 

廃工場を再生した現場。

 

私が最近好きな言葉

「古いものに学び、現代にいかす」

 

そんなイタリアの職人達に会わせて頂いた

今回のイタリアの旅。(パリの事にはほとんど触れていませんが・・・)

 

元縫製職人の身としては

感慨深いモノがありました。

 

イタリアでのincarnationのモノ作りの環境を踏まえて

 

今後もGULLAMはincarnationの作品を

お客様にお勧めしたいと思います。

 

ペルージャは本当に素敵な街でした。

 

職人達は皆素敵な人達でした。

 

こんな機会を与えてくれた

 

incarnationに感謝です。

 

今度は日本の職人達もご紹介させて頂きます。

 

それでは失礼致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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