NEW ARRIVAL



ZIGGY CHENのWorkers Long Coat。

 

こんばんは。

GULLAMショップマネージャーのItouです。

 

今日の東京は雨。

桜の開花宣言はもうすぐなようなので

そろそろ春本番となりそうです。

軽やかな服を着てお花見にも行きたいですね!

 

実は入荷ラッシュです。

今日ご紹介するZIGGY CHENをはじめ

まだwebに更新できていないtagliovivo、SUGINARI MORIMOTOが入荷しています。

ちなみに今日はMD75が入荷しました。

準備が出来次第、更新しますので今しばらくお待ちください。

 

ZIGGY CHENからSecond deliveryがありました。

今回はコート、ベスト、シャツ、パンツが入荷。

 

入荷したコートは今シーズンのZIGGY CHENを特に

代表するアイテムなんです。

なので本日のBlogではこのコートをじっくりとご紹介させて頂きます。

 

今回のテーマは「INADVERTENCY」。

ある種の迂闊さや不注意さを表し、その気楽な態度や性格がもたらす自由や、

偶発性のある出来事を意味しています。

このテーマはマテリアル、カラーパレット、デザインのディテールなど、

コレクションのところどころに様々な手法を用いて表現されています。

ZIGGY CHENの代名詞でもあるアースカラーに加え、

今季は1940年代の中国のワークウェアから着想を得た褪せたブルーなどが特徴です。

糸染した素材にさらにプリントやオーバーダイ、

洗いなど様々な加工を組み合わせ、深みのある素材感を作り出しています。

 

素材、デザインともに今シーズンの代表格とも言えるWorkers Long Coat。

ZIGGY CHENは言わずもがなとても雰囲気がありますが

その中でもこのコートはめちゃくちゃ雰囲気があります。

 

見て下さい、この圧倒的な雰囲気の素材。

先染めされた複数の色の糸で織ることにより

ストライプ柄に仕上げているんです。(完全オリジナルの素材)

一体何色使っているんだか。。。

数えられるだけでも4色以上は使ってますね。

これだけ色を使っているにも関わらず妙にシックなんです。

 

さらにそれだけではなく、その後に全面プリントを施し

奥行きのある深い色合い、視覚効果を表現。

めちゃくちゃ手の込んだ素材でまさにZIGGY唯一無二の世界観。

 

よ〜く見ると千鳥格子っぽい柄や

中国語の文字が入ってますね。

文字や柄などは中国の古い書物から引用して

それをコラージュしているみたいです。

 

 

素材はCanapa 100%。

あまり聞きなれない素材かと思いますが

ものづくりが深いブランドではよく使っている印象です。

イタリア語でヘンプ・大麻の意味で麻に似ていますが、

麻より更に丈夫で、耐久性、吸水性が高く

簡単に摩耗しないのが特徴。

 

Canapaは歴史上、最初に知られる織物ともいわれ

2000年以上も前から使用されていた歴史ある素材なんです。

長い間使っているうちに風合いの変化を楽しめ、着用しやすい素材で

こういったコートのデザインとは相性が良く

動いた際の揺れ感が非常に美しい素材です。

 

細かい仕様をご紹介しますと

まず袖口はボタンで2段階の調整が可能。

 

 

 

襟裏の素材にはオーバーダイ加工の施された

綿キュプラストライプ生地を使用。

ZIGGYではお馴染みの細かいステッチ。

雰囲気だけではなく縫製のクオリティが高いのも

ZIGGYのすごいところ。

雰囲気だけっていうブランドは多々あるんですが

縫製面も優れているってやっぱり中々無いんですよね。

 

 

 

ポケットがまたさりげなくすごいんですよね。

まず胸の下あたりにあるポケットは

なんと2重構造になってるんです。

画像に赤いラインで印をつけたところに

ステッチがあるのがわかると思うんですが

このステッチでポケットをもう一つ作っているんです。

手間もかかるし、ここにあえて二ついるのかなって感じですが

それをあえてやってしまうのがこのブランド。

 

 

実はポケットはこれだけではなくて

フラップの下にもう一つ隠されているんです。。。

一見すると上のポケットのデザインの一部かなと思いきや

実はポケットをあえて隠すためのもの。

今回のテーマに則ったディティールな気が個人的にはするんですよね。

 

春夏ということもあって身頃はノーライニング。

ただし袖裏とポケット袋布はこちらにも

オーバーダイ加工の施された綿キュプラストライプ生地が使われています。

裏を見ても楽しい。

ZIGGYがずっと続けていることです。

一回限りのコレクションではなく

継続してずっとこういう作り方を続けているのが素晴らしい。

だってこの仕様で作るのは手間暇がかかって大変ですからね。

     

 

肩には別素材を使ったヨークが縫いつけられています。

滑りの良い素材なので着心地にも配慮されている。

もうほんとに手が混んでますね。

 

そして同じみのブランドネーム。

お馴染みと言っても毎回デザインが変わります。

こちらも中国の古い書物に描かれたものを引用しコラージュしています。

 

コートを見て頂くとわかりますが

生地の分量がとてつもなく多いんですよ。

あとポケットなどの細かいディティールも。

つまり、縫う量と距離がとてつもなく多いんです。

にも関わらずステッチが乱れずむしろ綺麗な仕上がり。

これこそまさに職人ですね。

 

 

お次は着用。

着用モデル 172cm 52kg  size46

(ストックの関係上、通常size44を着用するスタッフが

袖をロールアップしてsize46を着用)

 

 

細身のスタッフが着用してますが

このぐらいルーズに着ても良い感じですね。

こういう着方の方がZIGGYという感じがします。

 

他のアイテムも全てZIGGYで合わせてるんですが

色のトーンのズレ方がものすごく良くないですか?

似た色系統なんですが微妙にちょっと違う色合い。

こういう色合いの表現がまたZIGGYは良いんですよね〜

 

 

動画でも撮影してみました。

いや〜、本当に雰囲気あります!

この歩いた時の素材の揺れ具合、色味

どれをとっても普通じゃありません。(当たり前ですが)

 

 

 

流石に全てのコレクションは入荷できませんが

GULLAMではそのシーズンのコレクションで

代表格のものはなるべく買い付けるようにしています。

じゃないとブランドの世界観が伝わりませんから。

 

商品ページはこちらからご覧いただけます。

0M2411101. Stripe Printed Workers Long Coat. Forest. ZIGGY CHEN. 2024SS.

https://gullam.jp/shopping/217201.html

 

 

今回は以上となります。

コート一着のみのご紹介ですが

特に今期の代表的なアイテムなので

じっくりとご紹介させて頂きました。

 

何かご不明な点が御座いましたら、お気軽にお問い合わせください。

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

 

明日は定休日で御座います。

通販の発送やお問い合わせのご対応は木曜日にさせて頂きます。

 

それでは失礼致します。

 

 

ZIGGY CHENが入荷致しました。

 

こんばんは。

ショップマネージャーのItouです。

本日の東京は晴れ。

 

ここ最近は気温が上がり過ごしやすい気候になりましたね。

春一番といった感じで風はかなり強いですが。。。

 

レザージャケットを着るにもちょうど良い季節。

 

最近はレザーウェアを見に来るかたや着ている方が増えたような気がします。

 

入荷が続いています。

 

今回はZIGGY CHENからいくつかピックアップして

ご紹介させて頂きます。

素材的にも最近の気候ではちょうど着れるものとなっています。

 

ZIGGY CHENは以前も取り扱いをしていたのですが

再開まで間が空いてしまいました。

しかしながら相変わらずこのブランドにしかない雰囲気、

そしてものづくりのクオリティの高さがあり

毎回驚かされますね。

 

ではまずこちらのジャケットから。

 

0M2410905. Oversized 3B Blazer. Dry Leaves. ZIGGY CHEN. 2024SS.

https://gullam.jp/shopping/216776.html

デザインはオーバーサイズの三つボタンのブレザー。

ZIGGY CHENにしては比較的シンプル目で

合わせやすい気がします。

 

作りも相変わらずすごいんですが

まず最初にご紹介したいので素材です。

 

素材はアンティークのワークウェアの生地を分解して織組織を研究し

細番手の麻に置き換えることにより軽やかで清涼感のある着心地を意識し、

糸染による染色、更にオーバーダイ加工を施すことにより

深みのある表現を目指した素材になります

 

業界人ではない人が

文章の説明だけ見ると「なんかすごいもの」ぐらいの認識になりやすいですよね。

 

遠目から見ると単色に見えやすいんですが

実はこれ、たくさんの様々な色合いが混ざり合っているんです。

近くで見るとメチャメチャすごいんですよ、この生地。

カーキやグリーン、グレーやブラウン、本当に色々な色が混ざり合っているので

正直、何色か表現するのがもはや無理です笑

 

一度近づいてからちょっと離れて素材をみると

生地組織が微妙にストライプっぽくなっているんですよ。

肉眼でも見づらいので画像では気づくかな?というレベルです。

オーバーダイ加工しているので染色のおかげかなと思いやすいですが

使っている糸の種類、太さ、織り方、おそらくこれらの要素が

 合わさることにより深み、奥行きのある色合いになるんだと思うんですよね。

計算してやらないとこうはならないはず。

ZIGGY CHENの拘りがよく分かります。

やっぱり拘って作られているものには自然とアジというか

雰囲気が出てしまうんですよね。

一見するとデザインに目が行きがちですが

本当にこのブランドは隅々まで拘っているんです。

 

素材感や色味は動画でも撮影しました。

 

 

裏襟には定番の異素材を組み合わせた作りに。

綺麗な細かいステッチがこれでもかというぐらい

入っています。

 

裏もすごいのがこのブランド。

SSシーズンということもあって裏なし。

ただ、この裏無しは背抜き仕様ではなく袖以外、

身頃は全く裏がないんです。

 

 

画像のようにポケットがアウトポケットなので

上からステッチで叩きつけられているんです。

なので裏からステッチが丸見えなんです。

普通、裏側のステッチってあんまり見せたくないものなんで

裏地をつけたいんですが、ZIGGY CHENは逆に

裏も見てと言わんばかりの作り。

 

袖裏は非常に滑らかなキュプラツイルを使用。

各縫い代には裏襟と同じ素材をパイピングテープとして使用。

ストライプの素材はオーバーダイ加工がされています。

  

 

ブランドネームも毎シーズン変えているのがZIGGYのすごいところ。

大体ブランドネームは同じものを使いますが

ZIGGYは各コレクションで変えています。

めちゃくちゃこれも手間がかかっていますね。

ちなみに柄は中国の古書物に描かれていたものをコラージュして

ブランドの独特な世界観を表現しています。

 

 

着用はこちら。

172cm 52kg  size46

 

size46からの入荷でしたのでこちらを着用。

袖はロールアップしています。

細めなスタッフなので通常はsize44を着用します。

とはいっても経験上、小柄な方でもサイズを上げて着る人が

このブランドの場合は多いですね。

スタッフと同じ体型な人でもsize4e6を選ぶこともしばしば。

 サイズは好みで決めて良いと思います。

 

 

元々ゆったりとしたサイズですが

落ち感もあるのでダボダボとした感じはなく

シックで大人っぽく合わせることができると思います。

 

 

続いてはこちら。

0M2410917. Oversized Worker Jacket. Mulch. ZIGGY CHEN. 2024SS.

https://gullam.jp/shopping/216783.html

デザインはZIGGY CHEN流のワーカージャケット。

オーバーサイズな分、独特なボリューム感がまさにZIGGYらしい。

 

この素材も非常に良い色なんですよ。

奥行きがあって普通に見えて全然普通じゃない、これぞZIGGYという感じで。

上記の場所とは違ったところで撮影した画像なんですが

こちらの方が色々な色が入っているのがわかりやすいと思います。

カーキっぽい方の生地はハンドオーバーダイしたリネンストライプ、

ブラウンぽい方は先染リネンを使い、織り方で独特の柄に。

 

こちらも動画でも撮影しました。

 

 

ポケットの作りも拘っていて

一見すると左身頃は2つしかないように見えるんですが

上のフラップを開けると、ポケットがもう一つ。

 

遊んでるなーと思いますよね。

わざわざ見えないポケットを作るなんて。

しかし、ZIGGYお得意の手法でもあるんです。

今回に限らず隠しポケットは過去にも何度もあるディティールなんです。

じゃあ、普通のことなんじゃないかと思うかもしれませんが

普通に定番化してやってのけちゃうところがすごいんですよね。

正直、ポケットなんて無い方が作るのは楽なんですから。

 

こちらも清々しいほどのの裏無し。

 

特にポケット部分の作りなんかは丸わかり。

こちらはアウトポケットじゃ無いので袋布を

綺麗に仕上げる必要があるんです。

裏地があればここまで綺麗に作る必要がないんですが。

しかもわざわざオーバーダイした生地を使っているんですよね。

凄い拘りぶりですよね。

 

わざわざ裏にはヨーク切り替えも。

こちらも表とは違う素材を使っているんですよ。

しかも左画像の生地は、別製品で表素材として使っているような

メイン素材なんです。

多分、ここはデザインだけではなく肩部分なんので

 着心地も考えて着けているんだと思います。

 

もちろん襟裏にも使われています。

 

背面はドレープで隠されて一見すると見えないんですが

よく見るとダーツを入れてるんですよね。

ここで少し立体的にして丸みをだしてるんです。

見れば見るほど新たな発見がある。

そういうブランドでもあります。

 

 

着用しました。

172cm 52kg  size46

こちらもsize46の入荷でしたのでこちらを着用。

同じく袖はロールアップ。

シンプルに着るだけでも雰囲気がありますね。

 

後ろから見たシルエットも雰囲気があります。

 

 

今回はジャケット2型のみですが

以上とさせて頂きます。

このジャケットだけでもZIGGY CHENの魅力が

十分に詰まっています。

 

 

何かご不明な点が御座いましたら、お気軽にお問い合わせください。

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

 

それでは失礼致します。

 

【vimeo update】”ZIGGY CHENのLayered Two Button Blazer”

こんばんは。

GULLAMショップマネージャーのItouです。

本日の東京は晴れ。

 

明日ごろは気温が上がり暖かくなるようです。

かと思えば週末は12月並みの気温とか。。。

気候がコロコロと変わりジャケットや

アウターを行ったり来たりとなりそうです。

 

 

今回は”ZIGGY CHENのLayered Two Button Blazer”を

動画プラットフォームのvimeoにてご紹介させて頂きました。

 

ZIGGY CHENは久しぶりの入荷にも関わらず

非常にご好評を頂きましてsold outも多くでております。

誠に有難う御座います。

 

今回のご紹介しておりますジャケットは

特にZIGGY CHENにしかない独特な世界観、また高い縫製のクオリティが

わかるジャケットとなっております。

 

宜しければご覧下さい。
 
素材やサイズ感、仕様について主にご説明させて頂きました。

 

ご紹介させて頂きました商品はこちらになります。

0M2330903. Layered Two Button Blazer. Mud Green Antique Stripe × Reddish Brown. 2023AW. ZIGGY CHEN.

https://gullam.jp/shopping/201565.html

 

 

 

動画は下記よりご覧頂けます。

 

通信環境によっては画質が下がりますので

環境の良い場所でお試し下さい。

画質をAUTOに設定していただくとその時の通信環境で

一番いい画質でご覧頂けます。

最大、4Kまでご覧いただけますので宜しければお試しください。

(ご視聴される機器が4Kに対応していませんと4Kではご覧頂けませんのでご注意下さい。)

vimeoへは埋め込み動画にあるVのロゴからアクセスしていただけます。

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