2018AW入荷と2019SS展示会 etc...
こんばんは。
Ishikuraです。
東京は例年よりもかなり早い梅雨明けで
早くも夏全開といった感じですね。
個人的には夏大好き人間です。(海遊びが大好きなので)
しかし、ファッション的には夏はあまり面白くない季節でもありますよね。
アクセサリーや小物、Bagでアクセントをつけたいところです。
GULLAMの店頭には2018AW商品が入荷し始め来週あたりから前半のピークを迎えそうです。
それと並行して2019SSの買い付けもスタートしております。(頭の中が2018SS~2018AW~2019SS)
6月中旬から後半にかけてはParisでのファッションウィークが開催され
私も来年の春夏の買い付け出張に行っておりました。
傾向としては来年の春夏も緩めのリラックスしたアイテムが各ブランドでも中心となっており
私の好きな雰囲気でテンションは上がりました。
来年の春夏の傾向もそんな感じなので、今まで緩めのアイテムに抵抗があった方も
この秋冬から少しづつそんな傾向にチャレンジするのも良いのではないでしょうか。
今週から(7/9日現在) 始まる国内展。。(海外組の)
入荷と展示会が重なるこの時期が店頭に立つオーナーバイヤーとして一年で一番しんどい時期です。。
もう一人スタッフが必要そうです。(興味ある方はご連絡ください)
有難い事に少しづつGULLAMの名前を知って頂けるようになってから、デザイナーやブランドからのアプローチが
とてつもない数になっています。
全て見て回りたいのですが、店頭業務と並行しているのでなかなか難しいです。
そして、代官山と渋谷の間でひっそりと営業している小さいお店のGULLAMには、これ以上ブランドを増やす事は難しいですね。
更に、多業務を抱えているので展示会を回る時間も限られてくるので、
お付き合い的な展示会の見方をする余裕がないのでお誘いを受けて見に行っていないブランドが多数あります。
ブランドのデザイナーさん達からは冷たいと思われているかも知れませんね。(バイヤー業務以外の方が比重が大きいのでご理解ください)
本当に興味があったら何としても行きますが。
私は宝探しをしたいタイプのバイヤーなのでセールスよりも物で惹きつけられるブランドはいつでも探しています。
やはり、お客様に毎シーズン楽しんで頂く為にも「新たな発見」は毎シーズンご提案したいですね。
そして、残念ながらお取引を終了していくブランドも有ります。(理由は様々です)
こちらもビジネスですのでブランドやデザイナー(取引先としての)との相性や対応力、提案力、クオリティー等で
不満や不安を感じているブランドとは少ないシーズンで縁が切れてしまう場合が御座います。(皆様のお仕事でも当然ある事だと思います)
品質不良への対応や納期管理やメールの対応、コレクションでの魅力。。。(長く付き合うには相性が大切かも、彼女や奥さんのように)
それぞれのブランドには素晴らしい魅力は有りますが、GULLAMとして感じる魅力という意味です。
商品、ブランドはGULLAMなりに各ゾーンに分けております。
そして、私の考え方として大型店舗取扱いやお取扱店舗が大きく増えた場合に「身を引く」という考え方も持っております。
メジャーなお店で販売している商品やブランドを裏通りで小さなGULLAMが取り扱う意味を自分に問いかけています。
新たに参入するお店を止める事も可能なんですが、やる気満々で参入するお店さんを阻止するという行為も好まないので
道を譲るイメージで身を引きます。
知名度の高めなブランドとのお付き合いはGULLAM企画を製作して頂く。
まさにBACKLASHさんは本店が50m先にあるので、通常の商品であれば
お取扱する必要がないので、GULLAM企画をあえて提案させて頂いております。
なので、2018AWシーズンでお取扱を終了するブランドも御座います。
そして、店頭商品との兼ね合いでコレクション内容を見てワンシーズン様子を見るブランドも御座います。
ここだけはご理解頂きたいのですが、弊社で取り扱わなくなるのはネガティブな事だけではなく、
そのブランドやデザイナーが飛躍できるチャンスを邪魔してしまうかも知れないという気持ちもあったりします。。
お店の考え方もありますが、取扱をやめたブランド商品をすぐにSALE価格で投げ売りするお店も御座いますが、
私は最後までそのブランドのイメージを壊さず、定価でご購入頂いた顧客様や取扱い他店舗のイメージを越さぬよう
心がけております。
今後のそのブランドの飛躍を陰ながら応援しております。
最近はSALEのお問い合わせも大変多く頂いておりますのでこの場をお借りして。
店頭に来て頂いている顧客様にはオープン当初から私の考えをお伝えしております。
短文でのご説明は難しいですね。。
考え方は物作りをする現場(職人、工場へのリスペクト)、デザイナーやパターンナーへのリスペクトと
数日前に定価で購入されたお客様の気持ちを考えた時に
「顧客様還元SALE」とさせて頂きました。(SALE開始後の約半年後〜1年後くらいにひっそりとOUTLETにて販売致します)
これもWEBや店頭ではSALEの文字を出さないので、全くSALE感が御座いません。(顧客様へはメールかメルマガでお知らせしております)
SALEはお客様にとっては楽しみなイベントだと思いますし、私も消費者であるので十分理解しております。
私も1日も早くにSALEを行えばお店の売り上げ確保も計算出来ます。
しかし、アパレル業界がバブル後に業績を悪化させたのもSALE頼みになった状況からです。
それから約30年。(私がこの業界に入った頃からです)
変わらないんですね。
変えたいんですよね。
最初からセールを見越したブランドは最初から原価を落としてます。
工場や職人を苦しめてアパレルでのmade in japanの技術発展を止めたのもこの考え方からです。
(GULLAMで取り扱うブランドにSALEを見越した原価製作しているブランドが無い事を断言しておきます)
日本の技術者(アパレル産業)にプライドのある物作りをして頂きたいとGULLAMも立ち上げましたし、
製作に携わった方々に「あなた達が必死で製作した商品をメッセンジャーとしてしっかりとお客様に伝える」という
初心を忘れないようにと今でも意地を張って頑張っております。
ここも勘違いされないようにお伝えします。
いつもご利用頂いている顧客様にはSALEという還元方法ですが、お買い得なこの時期は
是非ともご利用頂ければ幸いで御座います。(今週末からの予定です)
(SALEを全面的にアピールをしないで、ご購入頂いたお客様の気持ちという部分も大切にしたいと考えております)
今後はどのようなスタイルで顧客様を満足させられるか。。
ここを試行錯誤しながら日々勉強しております。
各ブランドの2019SS展示を楽しみにしています。
お客様には、まず2018AWを期待していて下さね。(かなり自信あります)
そして、2018SSの「顧客様還元SALE」を是非ともご利用頂ければ幸いで御座います。
文章だけのBlogを最後まで読んで頂き有難う御座いました。
最後に。
西日本豪雨の被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。