NEW ARRIVAL



calmlenceが入荷致しました。2

 

こんばんは。

GULLAMショップマネージャーのItoです。

 

本日はスポーツの日ということですが

東京は朝から雨です。

そのため気温もぐっと下がりました。

 

土曜日は娘の運動会でしたが

3連休の前半は天気が良かったので

無事に見ることができました。

 

ファッション好きにはいい気候となりましたね。

ジャケットなど本格的に着れる時期です。

店頭でもアウターを探しに来られる方が非常に多くなりました。

商品も一番充実しているタイミングなので

宜しければ色々とご覧ください。

 

 

calmlenceからコートとジャケットの入荷がありました。

今回もデザイナーの熊谷氏が直接納品をしに来られました。

直接納品しに来られるのは、「畳んでシワをつけたくない、

最後まで自分の目で見届けたい」

との思いがある所以です。

業界としてはキャリアがとても長い方ですが

初心を忘れないその気持ちにには

我々もとても刺激を受けます。

 

入荷したジャケットは今の気候にちょうど良いので

今回ご紹介させて頂きます。

ちょうど着用画像も本日撮影しました。

コートに関しては着用の撮影がまだできておりませんので

追って撮影致します。

 

ちなみに今回の入荷でcalmlenceのウェア類は全て入荷しました。

残りはシューズのみとなります。

 

取り扱い店舗をかなり絞って展開していますが

GULLAMではコレクションのほとんどのものを

買い付けておりますので

とても見応えがあるかと思います。

東京での取り扱いはGULLAMのみとのことです。

 

さて、今回入荷しましたジャケットはこちらの2型。

デザインベースは同じ(ワーカージャケット)になり

素材がそれぞれ異なります。

 

どちらも非常に素晴らしい素材なのですが

まずはCotton Silk Chino Clothを使用したタイプから。

 

JACKET004. Workers Jacket Cotton Silk Chino Cloth. Khaki. Collection 001. calmlence.

https://gullam.jp/shopping/202686.html

 

デザインのバランスもそうですが

何よりこのジャケットの良さを出しているのが素材。

いわゆるチノクロスという素材ですが

一般的には綿100%が基本。

しかしこれはコットンシルクの混紡素材。

しかもシルクは33%という非常に高めな混率。

既存のチノ素材とは一線を画す素材です。

 

チノクロスは高密度な素材なのでその分使う糸の量も多くなるんですね。

非常に贅沢な素材です。

まず普通の発想では作れない生地だと思います。

熊谷氏の経験と熟練の職人の力が合わさり

初めて生まれる素材です。

そのためやはり普通のチノ素材とは全く違うんです。

色味だったり、艶感だったり、風合い全てが。

袖を通して見るとさらにその違いがわかります。

個人的にやられた、、、という感じです。

何が違うのかというとこればっかりは

一度体感してもらうしかないですね。

感じ方なので言葉で表すのは非常に難しいです。

それがファッションでもある気がします。

 

ちなみに使っているボタンも珍しいもので

皮付きのまま削って作成された水牛釦です。

通常のホーンよりも高価で

質感もマットでアンティークな雰囲気。

 

デザインはシンプルなワーカージャケット。

ノスタルジックで1900年代初頭を題材に

した映画に出てきそうな雰囲気。

タイタニックやシャーロックホームズのような。

最後に洗い加工をしているのでよりそういった

雰囲気が出るんだと思います。

 

個人的にはこの素材とデザインの組み合わせが

抜群に相性が良いと一人興奮する始末です。

素材とデザインの組み合わせってかなり大変だと思います。

素材が違うだけでだいぶイメージが変わりますから。

言葉では言えませんが着た瞬間にこれは

直感でそう感じました。

 

 

裏は背抜きの仕立て。

内ポケットも左右に一つずつと細かい場所まで

抜かりありません。

 

釦の付け方にも一手間が加えられています。

糸の遊びを十分に取り、着脱しやすく。

裏には力ボタンを。

基本的にアウター類は全て力ボタンが付いてます。

 

 

着用してみました。

size3は早くもsold outでsize2を着用。

今回のコレクションを見る限り

ボクでジャケット類はsize2でよさそうなサイズ感。

 

このボックスシルエットと

素材のハリによるバランスが絶妙なんです。

これは実際に体感してほしいですね。

ちなみにハットは最近入荷したIRIES H.M.のもの。

calmlenceのノスタルジックな雰囲気と良く合います。

Model 169cm 60kg size2

 

シャツやパンツ、ベストももちろんcalmlenceのもの。

シャツとベストはsize1、パンツはsize2を着ています。

ジャケットを脱いだあとはシャツインで着用。

 

そう言えばこのチノクロスは

パンツでも展開していますので

折角ならとセットアップでも合わせてみました。

合わせ方としては上級者の組み合わせかもしれませんが

ボク的にはこれがすごいしっくりきたんですよね。

 

同素材で展開をしているということは

少なからずブランドもこの組み合わせを

イメージしてると思うんですよ。

なのでボクが着るならこうやって着たいですね。

クラシックなオールドスタイルのような

他の人とは被りにくいスタイル。

自分がファッション屋さんでもあるので

こうした楽しみ方も大事だと思います。

 

ジャケット以外で合わせていたものはこちら。

VEST001. Workers Gilet Dobby Stripe Gabardine. Black. Collection 001. calmlence.

https://gullam.jp/shopping/202658.html

 

SHIRT003. Regular Collar Shirt Silk Broadcloth. White. Collection 001. calmlence.

https://gullam.jp/shopping/202629.html

 

SHIRT001. Regular Collar Shirt Dobby Stripe Typewriter. Red Stripe. Collection 001. calmlence.

https://gullam.jp/shopping/202662.html

 

PANTS001. Triple Pleated Wide Tapered Dobby Stripe Gabardine. Black. Collection 001. calmlence.

https://gullam.jp/shopping/202660.html

 

PANTS004. Single Pleated Wide Pants Cotton Silk Chino Cloth. Khaki. Collection 001. calmlence.

https://gullam.jp/shopping/202688.html

 

M.243. Hat. Khaki Gray. IRIES H.M.

https://gullam.jp/shopping/207891.html

 

M.246. Hat. Black. IRIES H.M.

https://gullam.jp/shopping/207895.html

 

 

続いてはもう一つの

Random Herringbone Stripe。

こちらもチノクロスに負けず劣らず良い素材なんです。

 

JACKET003. Workers Jacket Random Herringbone Stripe. Black. Collection 001. calmlence.

https://gullam.jp/shopping/202672.html

 

経糸にコットンとリネン、

緯糸には追撚した梳毛糸で製作。

糸には基本的に撚り(ねじり)が入っているんですが

これはさらに撚りを追加しています。

これを追撚と言います。

そうすることにより強さが生まれよりチリチリとした

凹凸感、シャリ感が生まれる。

梳毛糸というのは繊維を平行に引き揃え、短い毛や

不純物を除去してから撚った糸のこと。

こうすることで滑らかな糸になるとのこと。

つまり均一に揃えた滑らかな糸に

撚りを追加してシャリ感を出している

非常に手の込んだ糸なんです。

 

 

つまり熊谷氏ががっつりと機屋に入り込み

一からオリジナルの糸を作り

それを変形ヘリンボーン柄に折り上げています。

独特の肌触り、シャリ感、凹凸は

実際に触れてもらうと素材の良さがわかる一品。

知識と経験がなければ生まれない素材。

熊谷氏の思いがとても詰まった素材、

世界で一つだけの素材、

是非一度触れてみて下さい。

 

素材以外の使用は基本的に同じですが

唯一違うのが裏地。

シャツでも使われているフラワージャガードを

こちらには使用しています。

 

着用するとこういった雰囲気です。

169cm 61kg  size2

 

シンプルにも関わらずとても雰囲気がある。

シンプルな服ほど雰囲気を出すって

すごい難しいですよね。

ブランドの力量が試されると思います。

calmlenceは素材、シルエット、仕様のバランス

が非常に良いんです。

素材のスペックなどは言葉で説明できますが

雰囲気は袖を通して感じて頂くしかありません。

人それぞれ好みがありますが

ボクは非常に良いとBlogを書いていて改めて感じます。

 

 

 

素材や仕立てのスペックなども大事ですが

やはりファッションは実際に着て

雰囲気を楽しんでいただくのが一番な気がします。

ようやくアウターも着られる気候になりましたので

秋ファッションを楽しみましょう!

 

今回は以上です。

ご不明な点が御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

 

それでは失礼致します。

 

 

calmlenceのSilk Broadcloth Shirt.

 

こんばんは。

本日の東京は晴れ。

 

やっと気温が下がり涼しくなってきました。

むしろ朝晩は薄着だと寒さを感じるくらいです。

個人的には早くレザージャケットも着たいところですね。

 

気温が変わると店頭や通販の動きも顕著に変化し

アウター類を見に来る方が増えたような気がします。

 

本日は先日入荷致しましたcalmlenceのSilk Broadcloth Shirtに

焦点を当ててご紹介させて頂きます。

 

前回のBlogではブランドのコンセプトや

仕立ての特徴、サイズ感などについてご紹介させて頂きました。

まだご覧になっていない方は宜しければこちらもご覧下さい。

https://gullam.jp/blog/calmlence/206834.html

 

今回入荷したシャツの中でも特に

こだわりの詰まった素材です。

 

素材は織物の産地として世界的に有名な尾州で職人により製作。

シルクの絹糸を経緯全面に打ち込んだ贅沢なブロードクロス。

つまりシルク100%になります。

ブロードクロスは目の詰まった高密度の素材です。

 

一般的なシルクというと柔らかく繊細な素材です。

しかし、こちらはそんなシルクを覆す仕上がりです。

使っている糸の細さや織る際の密度で

(ブロードはヨコ糸の密度がタテ糸の約2倍あります)

製作することにより、繊細なシルクではなくコシのある

しっかりとした風合いに仕上がります。

高密度と言ってもコットンのような柔らかさで

尚且つシルク特有の滑らかさや上品な艶も兼ね備えています。

つまり糸を使っている量がとても多いので

その分、価格に比例してきます。

 

 

 

そして、生地にしてからあえて水洗いと天日乾燥を

施してcalmlence独自の素朴な表情に仕上げています。

 

シルクのみでブロードクロスはなかなかお目にかかれないと思います。

一般的にブロードクロスだとシルクが入っていても

コットンシルクなどの混紡で

シルクの配合率は数%と言ったところではないでしょうか。

calmlemceではそれを贅沢に全てシルクで製作していますので

ノスタルジックかつ上品な仕上がりになっています。

 

元々、シルク自体が高級素材なのですが

それがブロードとなるとより価格に比例します。

ただ高いわけではない、それにはしっかりと意味がります。

ブランドとしても妥協のない素材だからこそです。

webに画像を載せているとやはり柄モノやデザインが多く入っているもの

の方がどうしても写真映えしやすくなってしまいます。

 

こうした無地のものはやはり実際に見て

触れて袖を通して頂くと初めてわかるのかもしれません。

 

他のブランドが簡単に真似できる素材ではありません。

デザイナーの膨大な経験と知識が

あるこそ実現できた素材だと思います。

 

さらにこの素材を縫う職人たち。

ブロードと言ってもシルクなので縫うのはとても

技術が必要だと思います。

技術的な話になってしまいますが

ミシンの押さえ金、下糸の強さなどちょうどバランスよく

設定しなければ、あたりやピリ付きが起きてしまうと思います。

カフスや裾のステッチを見ていただければわかると思いますが

とても綺麗に縫われております。

この素材を縫製した職人は本当に素晴らしいですね。

 

 

続いては着用をご紹介させて頂きます。

今回はファーストコレクションということで

サイズ感など不明な点が多いと思います。

 

私でこのシャツのsize1と2を着用してみました。

 

 

169cm 61kg size2

私個人的にはブランドのイメージや個人的な

感覚として実際に着用するならsize1を選びます。

 

 

続いてはsize1を着用しました。

ゆったりとしているのでsize1でも着用できてしまいます。

当然ながらボリュームも少しおとなしくなります。

バックスタイルが特に分かりやすいかもしれません。

169cm 61kg size1

 

ゆったりしているのでsize1でもこれだけゆとりがあります。

 

当然ながらサイズが大きい方が生地の分量が多くなるので

ドレープなども出やすくなっています。

どれがいいかはお好み次第です。

 

体型、骨格は人ぞれぞれ異なりますので

一概には言えませんが私でsize1はボタンを全て

閉じると首回りが少し張る感じがありました。

これは首の太さや肩の形状にもよるので

あくまでは私は、ということです。

比較的、私は肩はある方だと思います

 

 

着方も自由です。

上記のようにレギュラーに着たり

袖を捲ったり、インしたりと。

こちらのように前を開けた着方もして頂けます。

気候や気分、合わせ方で選んでいただけます。

ちなみに熊谷氏が直接納品しに来られた際も

calmlenceのシャツをこのような着方をしていました。

 

 

Blackでも着用してみました。

169cm 61kg size2

 

 

169cm 61kg size1

 

 

今回ご紹介したこのシャツは本当に素晴らしい

仕上がりで自信を持ってお勧めできる商品です。

デザイナー、職人た、そのほか生産に関わった人たち、

全てに人に敬意を払いたいと思います。

その思いが少しでも伝われば幸いで御座います。

宜しければ是非ご検討下さい

 

ご不明な点が御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

 

それでは失礼致します。

 

 

calmlenceから入荷が御座いました。

 

 

こんばんは。

本日の東京は晴れ。

 

今週末からは少し気温が下がるようですね。

待ち遠しいです。

 

今期よりお取り扱いがスタートした”calmlence”を

ご紹介させて頂きます。

 

ブランド自体も今シーズンからのスタートです。

既に入荷前から注目を浴びていたようで

お問い合わせを多く頂いておりました。

 

月曜日から発売を開始いたしましたが

開店と同時に見にこられる方が多かったです。

早速サイズ欠けやsold outしているものも御座います。

誠に有難う御座います。

 

まずはブランドの紹介から。

 

“calmlence(カームレンス)とはcalmとsilenceを合わせた造語で

「穏やかな静けさ」を指す。

無の心境の中、デザイナー自身の心と静かに向き合いながら

物作りに取り組みたいという気持ちが込められている。”

“A coined word that combines calm and silence,

it means “calm tranquility”.

While working, I want be in a state of complete tranquility,

being able to focus on my task, with all of my soul.”

 

 

【 calmlence 】

calmlenceはデザイナーである熊谷和幸氏が自身と

向き合い創作することを標榜したプロジェクトです。

言い換えれば本人がこれまでに目で見て、

手で触れ、感じてきたものの集大成と言えるかもしれません。

30年以上もの間、ファッション・デザイナーとしてのキャリアの中でも揺らぐことのなかった

洋服を製作するうえで欠かせない生地や糸、機織りの技術の探究。

「素材」への好奇心は、ものづくりのより深いところへ彼を向かわせると同時に、

その魅力を最大限に表現するという情熱に形を変えました。

そして積み重ねた経験と彼を支える職人たちによって

現代を生きる男性のための洋服へと落とし込まれます。

デザインと質感のバランスを自在に操ることで、

ブランド名の由来でもある静けさの中にある強さを生み出しています。

 

デザイナーの名前を聞いてお気づきの方もいるかもしれません。

長年、某有名ブランドのデザイナー、代表として活躍された方で

今回、一から新たにブランドをスタートしました。

 

 

calmlenceは一般的なシーズンでの呼び名ではなく

コレクションのナンバリングで表現をしています。

私自身は今の時代流れや、気候、環境的な変化が大きいため

一般的なシーズンでの呼び名でコレクションを区切るのは

違和感を感じていました。

今回、calmlenceがこの表現の仕方をしたのは

実に今の時代に合っている方法だと思います。

 

【 collection 001 】

デザイナーの拘りによって構成される collection は

全てオリジナル素材で作られています。

そのどれもが単純な表記や材料名に向かうのではなく、

日本の生地づくりの妙とも言える

様々な素材の糸を複雑な技術で織り上げた

日本でしか生み出し得ない特別なものです。

もちろん洋服に仕立てるのは信頼のおける

テーラーや縫製工場の職人たちであり、

仕上げの工程はデザイナー自ら臨んでいます。

そして特筆すべきは流通も非常に重要なデザインの一部と捉えていることです。

大量生産とは真逆のこのコレクションは、デザイナーの

興味や美意識を形にしたものだからこそ時間をかけて

丁寧に発表していきたいとの想いがあります。

日本でしか実現できない生地、控えめで上品なデザイン、当たり前のことに対して

丁寧に向き合う姿勢、落ち着いた雰囲気の中に潜む実験的な試み。

こういった要素を大事にした collection 001 は袖を通してくれる

人それぞれにきっと異なった印象を与えてくれるかもしれません。

熊谷氏がデザインに情熱を注いだ年月や先人たちからうけた

感動や衝撃、実際に体験した記憶の中にある「手触り」に

思いを馳せて今を生きる自身の意思(時代性)を表現する

calmlence には、揺るがない芯の強さがあります。

 

 

今回、商品が納品されるにあたって熊谷氏の

calmlenceに対する思いを早速感じました。

 

通常はどのブランドも配送で商品は送られてくるのですが

今回は直接、熊谷氏が納品をしに来たのです。

業務的に商品を送るのではなく実際に最後まで自分の手で

見届ける、それがブランドの姿勢を体現していました。

ちなみに東京での取り扱いはGULLAMのみになります。

国内外合わせても10件ほどと

取り扱い店舗をかなり絞って展開しています。

 

最後の仕上げは全て熊谷氏の手で行われています。

裏話ですが、縫製仕様であまりにも細かいとことは

自分で縫ったりもしているそうです。

その話を聞いて思いましたのが

業界の中ではベテランの立ち位置にいる方のはずですが

それでも初心を忘れず変わらない情熱を持っているのだと感じました。

 

随分前置きが長くなってしまったので

calmlenceの全体的な特徴を画像を踏まえてご紹介させて頂きます。

 

特にこだわっているのがやはり素材。

日本の工場、職人、産地のものづくり全てに拘っています。

熊谷氏の長年の経験による蓄積された知識、服に対する思いを

全て素材で表現しています。

各素材については各商品ページにたっぷりと記載しておりますので

 そちらをご覧ください。

https://gullam.jp/shopping?brand=calmlence

 

 

各縫製仕様のディティールにも拘りが感じられます。

例えばこちらのベスト。

 

背面から見た方がわかりやすいのですが

仕上げに縁を手縫いで縫っています。

 

全体で見るとこちら。

縁の赤いライン状の部分が手縫いされています。

通常はミシンでステッチをすることが多いと思いますので

おそらく説明をしませんと気づかないのではないでしょうか。笑

それだけさりげなく縫われています。

 

ジャケットではボタンに注目して頂きたいです。

生地とボタンの間の遊び(ゆとり)を十分に取り着脱しやすくしています。

赤い丸の部分ですね。

 

さらにボタンの裏側は力ボタン(赤い丸の部分)がついています。

力ボタンをつける事により

生地への負担を少なくし糸が緩みにくくなっております。

こうしたさりげない気遣い、仕立てが

非常に男心をくすぐられます。

 

 

こちらはボタンとボタンホール。

ボタンは皮付きのまま削って作成された

非常に珍しい水牛釦を使用しています。

さらに一番下のボタンホールは飾りでホールが空いていません(画像赤丸部分)。

飾りボタンは見たことがありますが開き見せのような

見せ方はあまり見たことがないですね。

 

袖口の仕立ては本切羽、

角はもちろん額縁縫いです。

スーツなどの高級な仕立てには必ずある仕様ですね。

この本切羽を綺麗に製作するのは本当に大変だと思います。

 

シャツにも魅力が詰まっています。

例えばこちらのシルク素材のシャツ。

シャツは基本的に運針を細かく縫いますが

こちらも例に漏れず非常に細かい運針のステッチワークで製作されています。

さらにシルクという非常に縫いにくい素材は職人の経験と熟練の技術が必要となります。

 

他にはこちらのストライプシャツ。

いい仕立てというのには柄にもでます。

画像をご覧いただくとわかりますが

ストライプの柄合わせ(左右で柄の出方が同じこと)をしています。

意外と普段あまり気にしていない方がほとんどだと思いますが

よく見るとこういった部分にも仕立ての良さが出ます。

バックヨークの柄あわせなんかは特に綺麗に柄が合っています。

 まさに日本人らしい繊細な仕立てですね。

 

パンツの仕立てにも拘っています。

ウエストの腰裏はマーベルト仕立てになっております。

クラシカルなパンツに見られる手法で、履き心地や、シャツをインした際に

上がりにくくしたりなどの役目を持っています。

またウエスト後ろ中心にはV字にノッチ(切り込み)が入っており、

こちらもクラシカルな仕立てに見られる手法です。

(V字のノッチは赤丸部分です。)

屈んだりした際にかかる力を分散させ張りを軽減させる意味があります。

現代的なデザイン、素材にこうしたクラシカルな手法を取り入れることにより

calmlenceの独自の世界観を表現しています。

 

ポケットは基本的に両玉縁ポケットないし両玉縁フラップポケット

で製作されているものが多いです。

生地を切って製作するので失敗が許されず

ポケットの中でも一番手間がかかる部類です。

 

今回からスタートしたブランドなので

一番知りたいのがサイズ感だと思います。

基本的にはゆったりとした構成となっています。

 

例えばジャケット。

今回入荷したジャケットはsize2と3があります。

(ブランドは1から展開しています。)

 

私(169cm 61k)でsize2を着用して程よい余裕があり

ちょうど良いサイズ感でした。

ゆったりとした雰囲気がブランドの特徴でもあるので

好みでサイズを上げるのも良いかと思います。

おおよそsize2=44~46、size3=46~48ぐらいのイメージでした。

 

ベストも入荷しています。

 

こちらはsize1=44、size2=46、size3=48ぐらいのイメージです。

私(169cm 61k)でsize1を着用できますが

ゆったり目のシャツと合わせていますのでベストも余裕を持たせ

size2を今回は着用しました。

いわゆるベストとしては普通のサイズ感だと思います。

 

 

シャツはいくつかデザイン違いで入荷しています。

 

サイズは大体、1,2,3と入荷しています。

身幅は特にゆったりとしているので

私(169cm 61k)でsize1も着用できますが

今回はsize2をメインによりゆったり目で着用しました。

 

calmlenceお好みによって着用するサイズを変えて頂けます。

特にどのサイズが正解というの個人的には無いと思っております。

 

デザインは変わりますが

size1を着用するとこういった感じになります。

腕を下ろしているとわかりにくいですが

後ろを見ると少しボリュームが少ないのがわかるかと思います。

体型が私に近い方で、もう少しボリュームを落としたい方は

シャツだとsize1がおすすめです。

 

パンツは今回2つのパターンタイプが入荷しています。

まずはスリータックの入ったパンツから。

 

 サイズ的には、おおよそsize1=44 ,size2=46,size3=48ぐらい。

私(169cm 61k)でsize1ではウエスト周りがちょうどよく、

size2ではウエストに拳が入る余裕がありますが

バックのアジャスターを締め込むと

ベルト無しでも着用できます。

着用画像ではsize2でよりゆったり目に着用いたしました。

ブランドの元々のイメージ的にもこのぐらいのシルエットだと思います。

私と体型が近い方で、もう少しボリュームを落としたい方はsize1がおすすめです。

あとは好みの丈感によっても着用するサイズが変わると思います。

 

同じデザインの素材違いでsize1も着用してみました。

こちらの素材はハリ、コシがあるので

ボリュームが出やすくわかりにくいかもしれません。。。

 

パンツはもう一種類、

こちらのシングルプリーツのワイドパンツがあります。

サイズイメージ的にこちらもsize1=44 ,size2=46,size3=48ぐらいのですが

ウエストやヒップ周りは先ほどのスリータックよりも少し小さめです。

 

私(169cm 61k)でsize1も着用できます。

ウエストはちょうどいいですが、私の体型ですと

下腹部周りとヒップ周りがタイトめでした。

(屈んだりすると下腹部とヒップ周りが張りました。)

なので好み的にも余裕があった方が好きなので

今回の着用画像はsize2を合わせました。

ウエストに余裕がありますがサイドのアジャスターを締め込む事により

ベルト無しでも着用できます。

 

ちなみにパンツは177cm 67kgのスタッフも

同じような着方になります。

ウエストで合わせるとsize2、

よりゆったり目に着るとsize3になります。

実際に履くとしたらブランドのイメージや

ゆったり目が好みなのを考えると

size3を着ると言っていました。

 

 

最後はこちらのニットプルオーバー。

サイズ2,3と入荷していましたが

size2のみになってしまいました。

 

結構、ゆったりとしたサイズ感なので

size2=46強ぐらいのイメージです。

私(169cm 61k)でざっくりとsize2を着用しました。

私より体型が一回り大きめの方でも着て頂けるサイズ感です。

 

着用サイズに関しては基本的にお好みで良いかと思います。

細めの方でもゆったり着るのが好きな方もいれば

割と落ち着いて着るのが好きな方もいるので。

入荷した商品で、このスタッフでこのサイズを

着用した写真を見たいなどあれば

お気軽にご相談ください。

 

初めてのご紹介ということで少し長くなってしまいましたね。

今回はブランドの特徴、こだわり、サイズ感をメインにご紹介させて頂きました。

そのうち一点一点掘り下げてご紹介もしたいと思います。

 

calmlenceの商品はこちらからご覧頂けます。

https://gullam.jp/shopping?brand=calmlence

 

水曜日はは定休日となります。

 通販の発送やお問い合わせのご対応は

木曜日にさせて頂きます。

 

商品についてご不明な点が御座いましたら

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

 

それでは失礼致します。

 

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