NEW ARRIVAL



calmlenceから入荷が御座いました。

 

 

こんばんは。

本日の東京は晴れ。

 

今週末からは少し気温が下がるようですね。

待ち遠しいです。

 

今期よりお取り扱いがスタートした”calmlence”を

ご紹介させて頂きます。

 

ブランド自体も今シーズンからのスタートです。

既に入荷前から注目を浴びていたようで

お問い合わせを多く頂いておりました。

 

月曜日から発売を開始いたしましたが

開店と同時に見にこられる方が多かったです。

早速サイズ欠けやsold outしているものも御座います。

誠に有難う御座います。

 

まずはブランドの紹介から。

 

“calmlence(カームレンス)とはcalmとsilenceを合わせた造語で

「穏やかな静けさ」を指す。

無の心境の中、デザイナー自身の心と静かに向き合いながら

物作りに取り組みたいという気持ちが込められている。”

“A coined word that combines calm and silence,

it means “calm tranquility”.

While working, I want be in a state of complete tranquility,

being able to focus on my task, with all of my soul.”

 

 

【 calmlence 】

calmlenceはデザイナーである熊谷和幸氏が自身と

向き合い創作することを標榜したプロジェクトです。

言い換えれば本人がこれまでに目で見て、

手で触れ、感じてきたものの集大成と言えるかもしれません。

30年以上もの間、ファッション・デザイナーとしてのキャリアの中でも揺らぐことのなかった

洋服を製作するうえで欠かせない生地や糸、機織りの技術の探究。

「素材」への好奇心は、ものづくりのより深いところへ彼を向かわせると同時に、

その魅力を最大限に表現するという情熱に形を変えました。

そして積み重ねた経験と彼を支える職人たちによって

現代を生きる男性のための洋服へと落とし込まれます。

デザインと質感のバランスを自在に操ることで、

ブランド名の由来でもある静けさの中にある強さを生み出しています。

 

デザイナーの名前を聞いてお気づきの方もいるかもしれません。

長年、某有名ブランドのデザイナー、代表として活躍された方で

今回、一から新たにブランドをスタートしました。

 

 

calmlenceは一般的なシーズンでの呼び名ではなく

コレクションのナンバリングで表現をしています。

私自身は今の時代流れや、気候、環境的な変化が大きいため

一般的なシーズンでの呼び名でコレクションを区切るのは

違和感を感じていました。

今回、calmlenceがこの表現の仕方をしたのは

実に今の時代に合っている方法だと思います。

 

【 collection 001 】

デザイナーの拘りによって構成される collection は

全てオリジナル素材で作られています。

そのどれもが単純な表記や材料名に向かうのではなく、

日本の生地づくりの妙とも言える

様々な素材の糸を複雑な技術で織り上げた

日本でしか生み出し得ない特別なものです。

もちろん洋服に仕立てるのは信頼のおける

テーラーや縫製工場の職人たちであり、

仕上げの工程はデザイナー自ら臨んでいます。

そして特筆すべきは流通も非常に重要なデザインの一部と捉えていることです。

大量生産とは真逆のこのコレクションは、デザイナーの

興味や美意識を形にしたものだからこそ時間をかけて

丁寧に発表していきたいとの想いがあります。

日本でしか実現できない生地、控えめで上品なデザイン、当たり前のことに対して

丁寧に向き合う姿勢、落ち着いた雰囲気の中に潜む実験的な試み。

こういった要素を大事にした collection 001 は袖を通してくれる

人それぞれにきっと異なった印象を与えてくれるかもしれません。

熊谷氏がデザインに情熱を注いだ年月や先人たちからうけた

感動や衝撃、実際に体験した記憶の中にある「手触り」に

思いを馳せて今を生きる自身の意思(時代性)を表現する

calmlence には、揺るがない芯の強さがあります。

 

 

今回、商品が納品されるにあたって熊谷氏の

calmlenceに対する思いを早速感じました。

 

通常はどのブランドも配送で商品は送られてくるのですが

今回は直接、熊谷氏が納品をしに来たのです。

業務的に商品を送るのではなく実際に最後まで自分の手で

見届ける、それがブランドの姿勢を体現していました。

ちなみに東京での取り扱いはGULLAMのみになります。

国内外合わせても10件ほどと

取り扱い店舗をかなり絞って展開しています。

 

最後の仕上げは全て熊谷氏の手で行われています。

裏話ですが、縫製仕様であまりにも細かいとことは

自分で縫ったりもしているそうです。

その話を聞いて思いましたのが

業界の中ではベテランの立ち位置にいる方のはずですが

それでも初心を忘れず変わらない情熱を持っているのだと感じました。

 

随分前置きが長くなってしまったので

calmlenceの全体的な特徴を画像を踏まえてご紹介させて頂きます。

 

特にこだわっているのがやはり素材。

日本の工場、職人、産地のものづくり全てに拘っています。

熊谷氏の長年の経験による蓄積された知識、服に対する思いを

全て素材で表現しています。

各素材については各商品ページにたっぷりと記載しておりますので

 そちらをご覧ください。

https://gullam.jp/shopping?brand=calmlence

 

 

各縫製仕様のディティールにも拘りが感じられます。

例えばこちらのベスト。

 

背面から見た方がわかりやすいのですが

仕上げに縁を手縫いで縫っています。

 

全体で見るとこちら。

縁の赤いライン状の部分が手縫いされています。

通常はミシンでステッチをすることが多いと思いますので

おそらく説明をしませんと気づかないのではないでしょうか。笑

それだけさりげなく縫われています。

 

ジャケットではボタンに注目して頂きたいです。

生地とボタンの間の遊び(ゆとり)を十分に取り着脱しやすくしています。

赤い丸の部分ですね。

 

さらにボタンの裏側は力ボタン(赤い丸の部分)がついています。

力ボタンをつける事により

生地への負担を少なくし糸が緩みにくくなっております。

こうしたさりげない気遣い、仕立てが

非常に男心をくすぐられます。

 

 

こちらはボタンとボタンホール。

ボタンは皮付きのまま削って作成された

非常に珍しい水牛釦を使用しています。

さらに一番下のボタンホールは飾りでホールが空いていません(画像赤丸部分)。

飾りボタンは見たことがありますが開き見せのような

見せ方はあまり見たことがないですね。

 

袖口の仕立ては本切羽、

角はもちろん額縁縫いです。

スーツなどの高級な仕立てには必ずある仕様ですね。

この本切羽を綺麗に製作するのは本当に大変だと思います。

 

シャツにも魅力が詰まっています。

例えばこちらのシルク素材のシャツ。

シャツは基本的に運針を細かく縫いますが

こちらも例に漏れず非常に細かい運針のステッチワークで製作されています。

さらにシルクという非常に縫いにくい素材は職人の経験と熟練の技術が必要となります。

 

他にはこちらのストライプシャツ。

いい仕立てというのには柄にもでます。

画像をご覧いただくとわかりますが

ストライプの柄合わせ(左右で柄の出方が同じこと)をしています。

意外と普段あまり気にしていない方がほとんどだと思いますが

よく見るとこういった部分にも仕立ての良さが出ます。

バックヨークの柄あわせなんかは特に綺麗に柄が合っています。

 まさに日本人らしい繊細な仕立てですね。

 

パンツの仕立てにも拘っています。

ウエストの腰裏はマーベルト仕立てになっております。

クラシカルなパンツに見られる手法で、履き心地や、シャツをインした際に

上がりにくくしたりなどの役目を持っています。

またウエスト後ろ中心にはV字にノッチ(切り込み)が入っており、

こちらもクラシカルな仕立てに見られる手法です。

(V字のノッチは赤丸部分です。)

屈んだりした際にかかる力を分散させ張りを軽減させる意味があります。

現代的なデザイン、素材にこうしたクラシカルな手法を取り入れることにより

calmlenceの独自の世界観を表現しています。

 

ポケットは基本的に両玉縁ポケットないし両玉縁フラップポケット

で製作されているものが多いです。

生地を切って製作するので失敗が許されず

ポケットの中でも一番手間がかかる部類です。

 

今回からスタートしたブランドなので

一番知りたいのがサイズ感だと思います。

基本的にはゆったりとした構成となっています。

 

例えばジャケット。

今回入荷したジャケットはsize2と3があります。

(ブランドは1から展開しています。)

 

私(169cm 61k)でsize2を着用して程よい余裕があり

ちょうど良いサイズ感でした。

ゆったりとした雰囲気がブランドの特徴でもあるので

好みでサイズを上げるのも良いかと思います。

おおよそsize2=44~46、size3=46~48ぐらいのイメージでした。

 

ベストも入荷しています。

 

こちらはsize1=44、size2=46、size3=48ぐらいのイメージです。

私(169cm 61k)でsize1を着用できますが

ゆったり目のシャツと合わせていますのでベストも余裕を持たせ

size2を今回は着用しました。

いわゆるベストとしては普通のサイズ感だと思います。

 

 

シャツはいくつかデザイン違いで入荷しています。

 

サイズは大体、1,2,3と入荷しています。

身幅は特にゆったりとしているので

私(169cm 61k)でsize1も着用できますが

今回はsize2をメインによりゆったり目で着用しました。

 

calmlenceお好みによって着用するサイズを変えて頂けます。

特にどのサイズが正解というの個人的には無いと思っております。

 

デザインは変わりますが

size1を着用するとこういった感じになります。

腕を下ろしているとわかりにくいですが

後ろを見ると少しボリュームが少ないのがわかるかと思います。

体型が私に近い方で、もう少しボリュームを落としたい方は

シャツだとsize1がおすすめです。

 

パンツは今回2つのパターンタイプが入荷しています。

まずはスリータックの入ったパンツから。

 

 サイズ的には、おおよそsize1=44 ,size2=46,size3=48ぐらい。

私(169cm 61k)でsize1ではウエスト周りがちょうどよく、

size2ではウエストに拳が入る余裕がありますが

バックのアジャスターを締め込むと

ベルト無しでも着用できます。

着用画像ではsize2でよりゆったり目に着用いたしました。

ブランドの元々のイメージ的にもこのぐらいのシルエットだと思います。

私と体型が近い方で、もう少しボリュームを落としたい方はsize1がおすすめです。

あとは好みの丈感によっても着用するサイズが変わると思います。

 

同じデザインの素材違いでsize1も着用してみました。

こちらの素材はハリ、コシがあるので

ボリュームが出やすくわかりにくいかもしれません。。。

 

パンツはもう一種類、

こちらのシングルプリーツのワイドパンツがあります。

サイズイメージ的にこちらもsize1=44 ,size2=46,size3=48ぐらいのですが

ウエストやヒップ周りは先ほどのスリータックよりも少し小さめです。

 

私(169cm 61k)でsize1も着用できます。

ウエストはちょうどいいですが、私の体型ですと

下腹部周りとヒップ周りがタイトめでした。

(屈んだりすると下腹部とヒップ周りが張りました。)

なので好み的にも余裕があった方が好きなので

今回の着用画像はsize2を合わせました。

ウエストに余裕がありますがサイドのアジャスターを締め込む事により

ベルト無しでも着用できます。

 

ちなみにパンツは177cm 67kgのスタッフも

同じような着方になります。

ウエストで合わせるとsize2、

よりゆったり目に着るとsize3になります。

実際に履くとしたらブランドのイメージや

ゆったり目が好みなのを考えると

size3を着ると言っていました。

 

 

最後はこちらのニットプルオーバー。

サイズ2,3と入荷していましたが

size2のみになってしまいました。

 

結構、ゆったりとしたサイズ感なので

size2=46強ぐらいのイメージです。

私(169cm 61k)でざっくりとsize2を着用しました。

私より体型が一回り大きめの方でも着て頂けるサイズ感です。

 

着用サイズに関しては基本的にお好みで良いかと思います。

細めの方でもゆったり着るのが好きな方もいれば

割と落ち着いて着るのが好きな方もいるので。

入荷した商品で、このスタッフでこのサイズを

着用した写真を見たいなどあれば

お気軽にご相談ください。

 

初めてのご紹介ということで少し長くなってしまいましたね。

今回はブランドの特徴、こだわり、サイズ感をメインにご紹介させて頂きました。

そのうち一点一点掘り下げてご紹介もしたいと思います。

 

calmlenceの商品はこちらからご覧頂けます。

https://gullam.jp/shopping?brand=calmlence

 

水曜日はは定休日となります。

 通販の発送やお問い合わせのご対応は

木曜日にさせて頂きます。

 

商品についてご不明な点が御座いましたら

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

 

それでは失礼致します。

 

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