NEW ARRIVAL



BEAUGANのAtelier Smock Jacket。

 

こんばんは。

本日の東京は雨。

雨のせいか気温が下がりむしろ寒いくらいでした。

 

 最近の東京の日中は昼間はカットソー1枚で

夜は軽い羽織のジャケットを着るのが丁度いいぐらいの

気候が続いていますね。

ファッション好きにとってはギリギリまでまだアウター類を

楽しみたいところです。

 

本日はBEAUGANのAtelier Smock Jacketに

ついてご紹介させて頂きます。

BEAUGANは今シーズンより取り扱いを開始

致しました日本のブランドになります。

ブランドについての説明等はこちらのBlogでも

ご紹介しておりますので宜しければご覧下さいませ。

https://gullam.jp/blog/beaugan/175016.html

 

BEAUGANはとてもいい雰囲気でしたので

思わず今シーズンの中でも

SNSの投稿が多くなってしまったかもしれません。。。

(あまり偏ると他のブランドに失礼ですね。。。)

ですがそれだけ個人的におすすめでした。

 

正確に言うと今回はジャケットというより

素材についてのフォーカスが多くなると思います。

 

デザインはオーバーサイズのフレンチワークジャケット。

フロントに配置された3つのポケットが特徴的です。

 

 

 

素材は日本で製作されましたJapanese Paper(和紙繊維)

を使用しております。

そもそも和紙繊維とは何か。

実は特に決まった基準や定義はないそうです。

おそらく製造しているところによってもまちまちです。

和紙の定義としては「多年生植物の葉・茎の長繊維」を使用とのことです。

和紙繊維もそうした植物の繊維を利用して

生産されています。

基本的に和紙繊維は繊維の中でも価格が上の部類なことが

多い気がします。

これは和紙繊維という特殊な素材であるが故にだと思います。

確かに繊維でない通常の和紙も、洋紙より高額なものが多いですよね。

 

 

和紙繊維の特徴としては汗をかいてもべとつきにくく、

サラッとしている、速乾性、

消臭・抗菌作用、軽量さがあると言われております。

リネンにも似ている気がしますが

又違った質感(独特のハリ、コシ)があります。

まあこれも製作の仕方によってはマチマチだと思いますが。。。

 

BEAUGANで使用しているJapanese Paper(和紙繊維)は

ハリ、コシ、ざらつきがあり生デニムやヘビーリネンなどとは

又違った質感になっています。

生デニムは硬いといった感じですが、

和紙はコシがあるといった表現が一番近いと思います。

またヘビーリネンにはない、ざらついた質感となります。

コシがあるので着用すると独自の皺が形成されていくのが特徴です。

こちらは今日撮影した着用していないフラットな状態。

 

こちらの画像は今回のお話用に袖を通し

皺を入れてみました。

袖全体に横皺が入っているのがわかるかと思います。

デニムやレザージャケットも着用していくと

皺が形成されていきますが

Japanese Paper(和紙繊維)同様に皺が出来ます。

今回用に少し袖を通しただけでこのぐらいできましたので

着込むとより皺の表情が増していくと思います。

 

並べてみました。

着方によっても皺のでき方が違ってきます。

普通に着てしまえば肘あたりにでき、

袖をまくり上げて着ると、袖口まで皺が形成されて行きます。

自分の着方によってオリジナルの皺に仕上がります。

また、BEAUGANの特徴である染色(こちらは柿渋染め)

が施されているため、微妙に個体によって濃淡が異なるのも

特徴です。

染色しているのでデニムのようなアタリや色の経年変化も

面白くなると思います。

柿渋染めは一般的には濃くなると言われています。

こちらは是非ご自身で確かめて頂きたいです。

 

 

季節的には春、秋にお使いいただける素材感です。

春は末ギリギリまで、秋は冬ギリギリまで

着用できると思います。

湿気が多い時期にはより適した素材です。

ざらついたドライタッチの質感なので

日本には特に向いている素材かもしれませんね。

最近の着用をいくつか掲載します。

(Instagramと同じものです。)

当店で取り扱っていますatelier suppanやGEOFFREY B. SMALL、

Andrew Driftwood、tagliolinoなどのブランドとも

かなり相性がいいです。

その他にはここ近年のDEVOAの雰囲気にもとても合わと思います。

 

Japanese Paper(和紙繊維)を使ったものは

柿渋染め以外にもフクキ染めと言う方法で

染色したタイプが御座います。

こちらもJapanese Paper(和紙繊維)との

相乗効果で非常に素晴らしい色の仕上がりになっております。

 

BEAUGANは自然の雰囲気もとても合うので

たまには撮影場所を変えて

自然がある中で撮ってみました。

と言っても自宅の庭ですが。。。

 

今回は素材についてフォーカスを当てて

ご紹介させて頂きました。

ご検討頂ければ幸いで御座います。

それでは失礼致します。

 

 

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