Araki Yuu.入荷致しました。
こんばんは。
本日の東京は春のような気候でした。
かなり暖かったですね。
店頭にもかなり多くの春夏商品が並んでおります。
そして、今シーズンから取り扱わせて頂くブランドも続々と入荷しております。
多すぎて情報が間に合っておりませんが・・・
本日はAraki Yuu.
作り込みのしっかりとした拘りの多いブランドです。
デザイナー自身が縫製をしている(縫製工場出身)ので細部にまで
拘りが詰まった商品(作品)です。
まずはボタンへの拘り。
1点1点デザイナー自身によってフィニッシュされておりシェイプも全てことなっています。
サンドペーパーで磨いてバリを取り、その後にエイジング加工を施してブラスボタンが完成します。
black, white コーティングに関しては、その後さらに塗料でコーティングしておりますので、使用していくうちに表面のコーティングが剥がれ、ブラスが見えてくる経年変化を楽しんで頂けます。
素材への拘り。
(GULLAMでオーダーした素材。)
DEKULS リネンシルク
たて糸はリネンの先染めの 14番単糸 、よこ糸は先染めの28番単糸のシルクを4本扁平にのり付けした糸で平織りにした生地。
シルク糸のよれによって生まれる立体的な表面の質感が特徴です。
DETILI リネンポプリン
日本国内で製織された、たて緯ともにリネンの40番手の糸で織られたポプリン生地。ガーメントウォッシュによって、光沢を抑えながら程よく厚みを感じるタッチに仕上げています。
DETICO01 タイプライターコットン
スイスコットンにKOZEN加工を施し、着用した際に張りと滑りの良さを出した生地。洗いをかけることでその特徴がより活きています。
ネーム、品質表示、下げ札への拘り。
納品されて感じた事はZIGGY CHEN同様、商品に糸くずが残っていない事。
あまり興味が無いかと思いますが、私にとってブランド価値のバロメータであります。
縫製後には必ず返し針(ステッチの始まりと終わり)があります。
この部分には必ずと言って良いほど糸は残っているのですが、綺麗になっているという事は
最後にしっかりとした検品をした証拠なのです。(職人たちのプライドだと私は思っています)
大型の生産工場では検品担当の人がその作業を行います。
しかし、Araki Yuuのように自分だけで縫製した人や小さい工場は業務過多で検品を疎かにする
場合が良く見受けられます。
今回、入荷した商品を見るとAraki Yuuが1点1点大切に製作した様が手に取るように分かりました。
デジタル化したこの時代、徹底的にアナログ的な物作りを行うAraki Yuu.に私は注目をして行きます。
ブランドの意向によりショッピングカートでの販売は行いません。
ショッピングページには画像をアップ致します。(価格も表示致します。明日位にはアップ致します)
着用画像も近日中に撮りたいと思います。
商品に関しましては御来店又はメールにてお問い合わせをお願い致します。
自信を持ってお勧め致します。
次回はCEDRIC JACQUEMYNになると思います。
良い週末をお過ごしくださいませ。