NEW ARRIVAL



ISAAC SELLAM.

こんばんは。ishikuraです。

本日の東京は晴れ。

昨日が季節外れの暖かさだったので非常に寒く感じます。

 

Basement.が更新出来ずに1ヶ月くらい空いてしまいました。。ゴメンなさい。

1月は入荷やParis出張準備〜Paris出張。

出張直前に人生初のインフルエンザ。

「あっ!」という間に1月が終わろうとしております。

帰国してから各ブランドのオーダーに頭を悩ませております。。

個人的に魅力的な作品が多かったので、悩みます。。

店のキャパもあるし・・・Basementな店を出そうか。。と夢を抱きながら。

次の2017AWのオーダーを考えております。

 

Parisで最初に伺ったのはISAAC SELLAM.

parisに拠点を構えるISAAC SELLAMのアトリエでの展示会。

毎回、この場所で行われます。

GULLAMをオープンさせてインポートブランドで一番最初にアポイントを取らせて頂いたブランドでもあります。

そのくらいISAAC SELLAM.への思い入れが強いんです。

やはり、物作りの姿勢。

自分のアトリエで製作する。そして、自分達で検品をして発送をする。

当たり前に聞こえるかも知れませんが、これが出来ているブランドは一握りです。

見た目だけでは無く、クォリティにも惚れ込んでおります。

Leatherを立体的なパターンで製作して、着心地の良さを追求。

それは年々進化しております。

サイズ感も数年前に比べると細めに変化しました。

しかし、日本人は肩幅が他国人に比べて狭いのでインポートのサイズ感は

難しいですが。。

Parisに出張中にISAACからGULLAMに2017SSの商品が入荷しました。

ISAACのLambSkinは本当に雰囲気と質感が良いです。(個人的に多数所有)

ItalyのHorseやCalfも魅力的ですが、この数年はISAACのLambSkinが一番着用

しているかも知れません。

特にシーム無しのテープ仕立ての商品はかなり気に入っております。

 

テープ仕立てに不安を持たれる方も多いのですが、通常の縫製より丈夫です。

通常の縫製は針穴が開くので理論的には切手シートのようなものです。(イメージです)

切手シートのような弱さは当然ありませんが、革が裂けるとしたら縫い目から

裂けるでしょう。

テープ仕立ての強さは2年位前にISAAC(かなりの巨漢)と私(結構、体育会系)で

思いっきり綱引きの様に引っ張りあっても当然ビクともしませんでした。

納得の強度で私自身も昨年に購入しております。

縫い目を感じない分、着心地はストレスが御座いません。

 

ISAAC SELLAMの象徴的なバックスタイル。

エイジング加工されたオリジナルの付属。(今回はフロントマグネット)

 

毎シーズン、男心を擽られております。

 

これから春夏物の入荷が本番を迎えます。

 

私自身も入荷する商品を楽しみにしております!!

 

それでは。

失礼致します。

 

 

GEOFFREY B. SMALL.の贈り物。

こんばんは。ishikuraです。

本日の東京は曇り。寒い1日でした。

 

Basement.の更新が思うように出来ず。。

師走を師走らしく過ごしておりました。

忙しい事は本当に有難い事です。

 

と、言い訳からスタートしました。。

忘れられそうなBasement.ですが、

少ない人位が本音を語れるので良いのかな。。

 

クリスマスが終わると気持ち的には「今年も、もう終わり」状態です。

既に「良いお年を!!」なんて言葉が頻繁に出てきます。

 

入荷してから、ずっと書きたかったGEOFFREY B. SMALL. 

今シーズンで2シーズン目になりますが、本当に素晴らしいブランドだと思っております。

商品についてはGULLAMのBlogでご紹介しております(商品ページで詳しい説明が御座います)

GEOFFREY B. SMALL.のアトリエでGEOFFREY とスタッフ達による自社制作。

超アナログなモノ作りに感動すら覚えます。

シンプルなデザインですが、この服を着て街を歩く時の高揚感は何なんでしょうか。。

多分、それは作り手の「気持ち」が服に込もっているからでしょう。

目に見えないものなので、何とも言えませんが、私は感じています。

 

例えて言うなら。

時計。

時間を正確に知るならGPS搭載高性能時計がオススメですね。

GEOFFREY B. SMALL.の服はクラッシックなアンティーク懐中時計的なイメージ。

一つ一つのパーツに「味」を感じる。

着用している時の時間の流れが、いつもと違う様に思える。

この感覚を文字で表すのが難しい。。例えなければ良かったかも。。

 

製作にミシンは当然使いますが、手作業の量が非常に多いです。

包まれる感覚は、一針一針の手作業によるものなのだろうか。

 

服の縫製の方法には幾つかあります。

ライン生産、(大量生産に向いている生産方法で一人が単工程を常に行うので効率的)

グループ生産、(少ロット生産に適している。複数工程を数人チームで製作)

1人1着丸縫い等。(1人が1着ずつ製作。まさしくオーダーやオートクチュール的な作り方)

 

GEOFFREY B. SMALL.は職人的な製作方法で対応するしか対応出来ない

縫製仕様の服作りです。

ここに当てはまるのではないでしょうか。

1人1着丸縫い等。(1人が1着ずつ製作。まさしくオーダーやオートクチュール的な作り方)

 

例えば。。

裏地をミックスしてオーダー。

世界に2着しかないGULLAMだけのオーダーです。(店頭にある商品の殆どが、この様なオーダーです)

 

シャツのボタンホールも手縫い。(通常はホールミシンで1穴10秒で仕上がります)

手縫いで1穴数十分。(1着に12穴の手縫いボタンホール)

ブランドネーム付けも手縫い。

 

 

拘りはこれだけではなく。

例えば、芯地。(服の伸び止めや補強に使う資材)

現代の既製服の殆どが接着芯を用いますが、

GEOFFREY B. SMALL.の服には接着芯(糊のついた芯地)が殆ど使われていないのではないでしょうか。

(これは私の指先で感じたもので、実際に服を分解した訳では御座いませんので。。)

ジャケットのオメロピットと呼ばれる胸肩の増し芯も薄めの素材をハ刺しと言う

手法で付けられていると思います。(接着芯だと芯張り機で数十秒、ハ刺しでは1時間位かな。経験上。)

この手法で芯を付けることによってGEOFFREY B. SMALL.が非常に拘っている

表生地の風合いが残されていると思います。

柔らかく、手仕事の雰囲気をしっかりと残して。(手仕事でしか出せない素材のピリ付き)

 

料理と似ていて服作りも良い素材を最良の方法で調理しなければ

美味しさが半減してしまう可能性が御座います。(素材やデザインによっては接着芯が良いものが御座います)

 

GEOFFREY B. SMALL.の服は表からは分からない、和食のような下ごしらえを時間をかけて行っているので

奥深い味わいになっていると感じております。(私流の表現でゴメンなさい)

 

そして、今回の納品時に感動したGEOFFREY B. SMALL.からの贈り物。

GULLAMへのメッセージとGULLAMに納品してくれたアイテムの物語(考え方、スタッフ、現場、製作、などの拘り)

が詰まった1冊。

今回入荷した全ての商品について細かく記載されております。

 

  

 

 

 

世界でも数店舗にしかこの様な物を贈っていないそうです。(日本では2店舗らしい)

GULLAMの為に作ってくれた世界に1冊の気持ちの込もった55ページは

私の宝物になりそうです。

 

GEOFFREY B. SMALL.と一緒に仕事をさせて頂いている事も私の誇りです。

 

2016年も残り数日。

 

皆様のおかげでとても良い1年が過ごせました。

 

いつも本当に有難う御座います。

 

良いお年をお迎え下さい。

 

GULLAM. 石倉

 

 

 

4周年を迎える事が出来ました。

こんばんは。ishikuraです。

本日の東京は曇り。これから雨が降るそうです。

本格的な冬の寒さになって参りました。

 

更新がなかなか出来ずにおりますが、ネタは貯めております。

 

12月に入ってからは色々な事に追われる日々が続いております。

やはり師走ですね。。

 

本日、12月13日はGULLAMの誕生日です。(オープンした日)

とりあえず、4周年を迎えました。

個人的には1年に1度のこの日を「初心に帰る日」と考えております。

不器用な私は

イベントを開催するとか、まだまだ考えられず

ひっそりと誕生日を迎えました。

 

4年前、この代官山の裏通りに販売経験、バイヤー経験の無い私が

絶対的なメジャーなブランドも無くGULLAMをオープンさせたのは

誰もが無謀なチャレンジだと思った事でしょう。

同業者の知り合いも無く、実績の信用も無かったのでブランドと知り合う事も大変でした。

オープン前は展示会にお邪魔して名刺を出しても「どこのブランド扱ってますか?」

この質問ばかり。。

相手にしてくれるのは、売り先がほとんど無い新ブランドしか無かったですね。

その時の思いが強いので、今でもParisでの展示会周りは新人デザイナーや無名のデザイナーの

作品を真剣に見ます。(私にはバイヤーの師匠が居ないので、今でもバイヤーとしてかなり我流ですが。。。)

 

そして、扱いたいブランドも地域のバッティングで扱えない。

GULLAMをオープンさせたは良いけど暗闇を歩いている感覚でした。

今でも有りませんが、看板も出していないので

知り合いしか来てくれない。。知り合いも来てくれない日々。。

 

発信が苦手でしたが、GULLAMをオープンさせる前に始めたfacebookやBlogで

2〜3日に1回は必ず更新!を自分の仕事に加え、苦手な文章を気持ちを込めて

謙虚に丁寧にを続けると、ご来店頂いたお客様から「Blog見てますよ」とか言われるようになったのは

オープンして半年くらい経った頃でしょうか。

本当に嬉しかったです。

それまではこの様な口調の書き方をするショップBlogが少なかった様でインパクトはあったのかな。

今でも文章は得意ではありませんが。。(誤字、脱字などはお許し下さい)

 

今では遠方から、海外からお客様が来て下さる様になりました。

 

4年を迎えた今日。

初心を忘れずに。

初めてレジを打った時の震えた手と気持ちを忘れずに5年目に向かいたいと思います。

 

GULLAMを支えて下さる顧客様。

GULLAMを支えて下さる取引先様。

GULLAMを支えて下さる素晴らしい3人のスタッフ。

GULLAMを支えて下さる家族、友人、知人達に。

 

いつも本当に有難う御座います。

 

 

(この花はオープン時からずっと支えてくれているK君から本日頂きました。)

 

 

 

 

 

 

 

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