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GUIDI No 19 Hiking Boots

こんばんは。

Satoです。

 

本日の代官山は晴れ

最高気温 15℃  最低気温 7℃

 

週末にかけて、天気がとても良い週でしたね。

たくさんのご来店有難うございます。

 

突然ですが、GULLAMはセレクトショップの中でも

シューズの取り扱いがかなり多いです。

GUIDIに関しては国内随一の取扱量になります。

 

まずは改めてブランドの紹介から

 

1896年、イタリアのトスカーナにあるペシャ市において

ギド・グイディ(GUIDO・GUIDI)、

ジョバンニ・ロッセリーニ(GIOVANNI・ROSELLINI)、

ギノ・ウィリー(GINO・ULIVO)の3名によりGUIDIのルーツとなる、

コンチェリアグイディロゼリーニ

(CONCERIA GUIDIEROSELLINI)社が設立。

その後100年以上に渡り、イタリアのレザータンナー(皮の鞣し)として

伝統的な技法を受け継いできました。

その高い品質と、大量生産では生み出せない独特のオーラを纏った

プロダクトの数々は多くの根強いファンを持ち、

世界的なタンナーへと成長。

数々の一流のブランドに素材提供を行うなど、

タンナーとして高い支持、信頼を得ています。

2005年にGUIDIの名を冠したコレクションをスタート。

大量生産ではなくトレンドや流行を超越し、

革への熱い情熱と伝統、革新を織り混ぜた

唯一無二の世界観を生み出し続けています。

 

100年以上の歴史があるGUIDIですがその始まりは

ブランドとしてではなくブランドに革を卸しているタンナー

が始まりだったのです。

皆様がイメージされる靴を始めとした、レザープロダクト

としてのブランドがスタートしたのが、

実はまだ20年も経っておらず、

ブランドの歴史からすると実はかなり最近の出来事なのです。

 

ただ100年以上も革に対して全力で命懸けで向き合ってきており、

この手の雰囲気のブランド、所謂アルチザン系のブランドのみならず

数々のメゾンブランド、ラグジュアリーブランドにも

革を卸しているので、その経験値と技術は

確かな物になっております。

それはタンナーとしての歴史と比較すると日は浅く感じますが

ブランドとして20年近く続いていることが何よりの証拠だと僕は思います。

 

レザーの製法に至ってはベジタブルタンニン鞣しで製作。

鞣しとは表面の毛や汚れを落とし、柔らかくする技術で

皮を革にする加工となります。

一般的にはタンニン鞣しとクロム鞣しがあり

クロム鞣しは化学薬品で加工し、手間や時間を短縮し

効率的に製作し、価格がものによっては抑えることができます。

その一方でタンニン鞣しは植物性由来の鞣しとなりクロム鞣しに比べ

非常に手間暇のかかる方法となります。

ですが、その分経年が出やすく

自分で革を育てる楽しみがあるのが特長です。

 

まずGUIDIを説明する上で欠かせないのが染色になります。

方法としてはタンブラーダイと言ってその名の通り製品後に

タンブラーに入れられて洗い、染色をします。

このタンブラーダイで染めることにより自然な美しさを

損なわない秘訣となっています。

意外かもしれませんがブラックを思うように色を出すのが難しいらしく

素材によっても染まり方が違うのでその都度、時間も調整して染色します。

レザーではないのですが、僕自身も布帛の服を黒く染めた事が

あるのですが一回では真っ黒にならず

淡いグレーのような色合いになります。

 

かなりの長文になりましたね、、、(笑)

 

過去に入荷したGUIDIです

(他のブランドも混ざっていますが)

こうしてみると壮観ですねw

 

 

 

今までBlogなどで発信をさせて頂きましたが

今回はよりディープにご紹介させて頂きます。

今回はそんな膨大な数があるGUIDIから

定番中の定番ハイキングブーツをご紹介させて頂きます。

 

素材はGUIDIの中でも代表的な

イタリア産のホースのフルグレインレザーを使用しております。

フルグレインレザーとは表面に動物の皮革のきめや傷などの

自然な性質を保持している

ナチュラル・レザーで、レザーの中でも最高品質と言われています。

 

ノルウェージャンウェルト製法で製作されております。

インソールとアッパーをすくい縫いしたあと、

折り返したアッパーとミッドソールを出し縫いし、

さらにミッドソールとアウトソールに出し縫いをかける製法になります。

二重のステッチのデザイン性があり、堅牢性もあります。

登山用や、スキー用などの靴に多くみられる製法です。

全て職人の手作業で縫製しております。

 

たかがステッチ、されどステッチですが

二重のステッチにとても惹かれてしまう僕です、、、

単純にステッチの量がステッチといえばのグットイヤー製法の倍なので

手間のかかり具合は想像に難くないと思います。

  

 

ソールにはVibram社のコマンドソールを使用しております。

コマンドは攻撃兵隊という意味から来ており

あらゆる環境下でもグリップが効きタフで丈夫なソールとして、

アウトドアシューズなどにも用いられております。

このデザインにはこの上なく適しているソールですね。

僕もこのソールのGUIDIを所持していますが

ソールの耐久性がとても高いと感じます。

(歩き方が綺麗ではない為ガシガシ履いています、、、)

 

製品染めにより

金属部分のシューレースホール(フックとDカン)が

エイジングされております。

GUIDIの特徴的な綺麗な色合いの中に

退廃的な雰囲気が醸し出されております。

 

シルエット、木型はGUIDI定番の中では

比較的ボリュームがありますね。

所謂オーセンティックなハイキングブーツの形といった所です。

 

ロング丈×クロップドパンツ

 

ショート丈×レイヤードパンツ

 

基本的には何にでも合わせて頂けます。

靴が見えるパンツがおすすめですね。

 

【スタッフサイズ感の着用感想】

※スタッフサイズ  足の実寸寸法:約25cm   足の甲やや低め 

size41,5で全体的に丁度良いフィッティングになります。

先は少し余裕がありますが、レースアップなので締め込めば

問題なく着用できるサイズ感です。

他のブランドではsize41を着用することが多く、

GUIDIの992Xモデルでもsize41を着用しています。

GUIDIは、初めの時点でタイトな着用感の場合でも

着用していくごとに自身の足形に馴染んでいきやすいレザーです。

 

現在ストックのあるハイキングブーツ

 

【Itouのオススメ】

No 19. Hiking Boots Horse Full Grain. CO156T「Season Color」. GUIDI.

https://gullam.jp/shopping/217216.html

 

【Satoのオススメ】

No 19. Hiking Boots Horse Full Grain. CO149T「Season Color」. GUIDI.

https://gullam.jp/shopping/202895.html

 

No 19. Hiking Boots Horse Reverse. CO49T(Grey). GUIDI.

https://gullam.jp/shopping/192760.html

 

今回のご紹介は以上となります。

何かご不明な点が御座いましたら、お気軽にお問い合わせください。

最後までご清聴ありがとうございました。

失礼します。

 

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Tel:03-6416-4700

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