SUGINARI MORIMOTOが入荷致しました。
こんばんは!
今日は暑さが落ち着き出勤する時間帯も
肌寒さがありました。
(今日はレザージャケットを着ていました。)
SUGINARI MORIMOTOから入荷が御座いました。
すでにお問い合わせを多くいただいており
sold outもでてきております。
比較的、今までの入荷では早く無くなることも多かったので
気になっておりました方は是非ご検討くださいませ。
今回は3種類入荷しております。
以前も入荷したました品番SGM-01というタイプが2色、
そして今回新たに入荷しました品番SGM-03が御座います。
SGM-01はBlackとDark Oliveの2色御座います。
(Blackは早々にsold out致しました。)
SGM-03からはDark Oliveが御座います。
Blackはもちろん王道ですが
Dark Oliveは他にはない深い色合いでかつ
落ち着いた雰囲気なのでこちらも非常にオススメなカラーです。
Dark Oliveはイタリア製のタンニン鞣しのカーフレザーに
パティーヌ仕上げ(伝統的な手染めの染色技法)を施し
履いているうちに色が落ちていき
エイジングを楽しんで頂けるようになっております。
ダークオリーブと言っても基本はダークブラウンに近く
角度や光の加減によってブラウンに見え隠れするように
オリーブの色味をほんのりと感じていただけます。
画像ですと色の奥行きが中々表現しづらいのですが
実物を見ていただくと深みのあるいい色合いに仕上がっています。
こういった色味は中々画像で伝えられないのが残念です。。。
それだけいい色ということでもあります。
サイズ感についてですがアウトソールだけ見ると決して
大きいわけではないのですが
足を入れると比較的仲が広めになっているので
GULLAMではsize40.5=通常の41ぐらい、size41,5=42ぐらい、
size42,5=43ぐらいのイメージで入荷しております。
普段、size42を履くことが多いスタッフも
今回入荷したモデルは41.5を着用しております。
SUGINARI MORIMOTOは書くとかなり長くなってしまいますので
個人的に特に注目なポイントを先に
ご紹介させていただきます。
製法は前足部:ブラックラピド製法、中足部:ウッドネイル製法
という方法で製作。
アッパー(縫製された甲革)をラスト(靴型)に沿わせる[釣り込み]
という作業を、手で行う[手釣り]で行っていますため
履き込んでいった時の足馴染みが良くなっております。
最大の特徴として画像を見ていただくとわかりますが
かかとに縫い目がありません。
言われないと中々気付かない点ですが
これは手釣りでしか再現出来ないデザインですので
ハンドメイドならではの意匠としての大きな特徴です。
また、足に寄り沿うフィッティングを追求する為に、足なりを
再現した立体的な丸みのあるフォルムを意識し、カカト周りも
日本人に合わせた小さめの作りで
ホールド感を重視しております
そして何よりも履き心地が軽いです。
着用感は個人差がありますが
今まで履かれた方もレザーシューズなのに
まるでスニーカーのような軽さでこればかり履いてしまうとのことでした。
私もこれにはかなり驚かされました。
軽いからといって見た目も安っぽくなるのではなく
しっかりと重厚なレザーシューズの雰囲気が御座います。
使用している素材や、仕立てなどこれらが合わさって
初めてこの仕上がりになるのだと思います。
こればかりは是非一度試した頂きたいですね。
中敷きにはブランドロゴと共にメッセージが 添えられています。
デザイナーのブランドに対する決意が示されていて
「強い意思が道を切り開く」といった意味を持っています。
この辺も何というか日本人らしいですね。
履いていると見えないこういう部分にも
何かしら施しているのが私はとても好きです。
SUGINARI MORIMOTOは説明すると
かなり長くなってしまうので
あとは商品ページから引用させていただきます。
かなり長文ですが宜しければ詳細をご覧くださいませ。
SGM-03. Cap Toe Oxford / Dusky Calf Leather. Dark Olive. SUGINARI MORIMOTO.
https://gullam.jp/shopping/158737.html
<素材>
アッパーに使われておりますレザーは、イタリア製のタンニン鞣しの
カーフレザーにパティーヌ仕上げ(伝統的な手染めの染色技法)を
施した革となります。
履いているうちに色が落ちてきますので
革のエイジングを楽しんで頂けるようになっております。
<木型>
Old British Styleをイメージし、ショートノーズに設計したドレスラスト。
現在のドレスシューズはロングノーズが主流ですが
1980年代までのシューズはノーズが短いレザーシューズが大半でした。
そして、SGM-03ではドレス性を強める為、
旧き良き英国靴を標榜とし、ノーズの短いドレス用の
ラストを設計致しました。
SGM-01よりも若干ノーズを短くしてあります。
ワイズより後ろの後足部にかけては、SGM-01のボディを
原型としておりますので、フィッティングのサイズ感などは
SGM-01と変わりません。
カカト周りも日本人に合わせた小さめの作りで、
ホールド感を重視しております。
靴の基本的なフィッティングとなる
「甲とカカトでホールドして、前足部はゆったり指が伸ばせるくらい」
というセオリーを再現する為、ラストの親指と小指周りに厚みを持たせて、
その箇所に掛かるストレスを出来るだけ排しております。
<デザイン>
ドレスシューズの源流である、「キャップトウ・オックスフォード」をより
ミニマルに表現する為、カカト周りも継ぎ目をなくして
シームレスに仕立ててあります。アッパー(縫製された甲革)を
ラスト(靴型)に沿わせる[釣り込み]という作業を、
手で行う[手釣り]で行っております。
量産品の機械で行う釣り込みは、革を限界まで引き伸ばして
ラストに沿わせるので、革への負担も大きく、また革の
伸び代がそこまで残されていないので、
履き込んでいった時の足馴染みが手釣りの靴と比べると決定的に違います。
手釣りの靴は、アッパーを立体的にラストに沿わせる為
ラストの中心に向かって「つま先部」→「カカト部」→「土踏まず部」と
順番に部分に分けて革の端を掴んで
作業を進めていくので、革に対する負担も少なく、人の手によって
引っ張られた状態だと、革の伸び代も十分残されており、それが履き込んで
いった時の足馴染みにも大きく影響を及ぼします。
また、デザインで採用されているシームレスヒールも
手釣りでしか再現出来ないデザインですので、
ハンドメイドならではの意匠としての大きな特徴です。
普段は何気なく受け入れたり流したりしてしまう
「hand made」と行った形容には、目指す効用と
それを実現するために先人が長い月日をかけた不断の努力とその成果が
宿っていることに敬意を評した靴に仕上がっています。
<製法>
前足部:ブラックラピド製法 中足部:ウッドネイル製法
ブラックラピド製法はアッパーと中底革(インソールと解釈される部分)
そしてコバ部分のパーツとなる中板革(ミッドソール)をマッケイ縫いで
縫い合わせた後、本底革(アウトソール)のコバ部分にダシ縫い
(アウトステッチ)を掛ける、二度の縫い合わせが必要な製法です。
マッケイ製法の特長であるしなやかさを持ちながら、マッケイ製法の
デメリットである耐久性という問題点を解消する合理的な製法です。
必然的にダブルソールとなるので、歩行時の地面からの突き上げを
緩和し易く、歩きすさという機能面も優れた製法です。
Laceup Derby shoesではソールに重厚感を持たせる為
トリプルソールを採用しております。
そして、ソールの厚みがある分、ボリューム感が出過ぎないように
ソールのウエスト部を削って絞り込んでおり、その部分には
木釘を打ち込んで固定する「ウッドネイル製法」にて仕上げております。
ウッドネイル製法とは、主に東欧の靴によく見られる意匠で、
アウトソール側からインソールに掛けて下穴を開け、そこに木釘を
打ち込んでソールを固定する堅牢で柔軟性に優れた製法です。
昔は、農夫が作業時に履く農作業用の古い靴の底付け方法でも
よく見られた製法です。恐らく農作業靴でウッドネイル製法が
採用されていた主だった理由は、糸でソールを縫いつけるよりも
木釘であれば田畑で作業をしていると、
木釘が水分を含んで膨張し、その事により下穴の中で釘が固定され、
ソールの接着をより強固にする目的があった為だと推察されます。
そうした、古い靴に対するオマージュと農作業靴に使われていた製法という
郷愁の思いから、部分的ではありますが
ウッドネイル製法を採用しております。
<仕上げ>
ヒールも付いて完成した靴を、煮出した紅茶に漬け込み
ティーフィニッシュを施しております。
最終仕上げには、独自で編み出したレシピを施す事で
SUGINARI MORIMOTOとして
唯一無二のシューズの雰囲気を表現しております。
<シューレース>
British Waxという特殊な樹脂加工がされたシューレースで
撥水性に優れています。粘り気があり締まりが良いので
ほどけにくくなっているのも特徴です。
<インソール>
中敷きにはブランドロゴと共にメッセージが 添えられています。
デザイナーのブランドに対する決意が示されていて、
「強い意思が道を切り開く」といった意味を持っています。
<付属>
ロウ引き加工された封筒にブランドの理念を綴ったconcept、attention、
シューホーンが同封されております。
シューホーンは、革で製品として使われない廃棄される部分を利用した
リサイクルシューホーンとなります。
革は、動物の生命の恩恵を授かり、人の手で製品として生まれ変わらせているので、
その資源を余す事なく使い切るのが、作り手として
かつて生きていた動物に対して敬意を表す事だと考えております。
SGM-01. Lace Up Derby Shoes / Dusky Calf Leather. Dark Olive. SUGINARI MORIMOTO.
https://gullam.jp/shopping/158735.html
<素材>
アッパーに使われておりますレザーは、イタリア製のタンニン鞣しの
カーフレザーにパティーヌ仕上げ(伝統的な手染めの染色技法)を
施した革となります。
履いているうちに色が落ちてきますので
革のエイジングを楽しんで頂けるようになっております。
<木型>
手作業でアッパーを吊り込むことで生まれるフォルムや足を入れた時の
フィット感、歩行の際の履き心地など全てに深く関わる重要な要素である
ラストに関して、ボリューム感のあるスクエアトウを採用しています。
歩行をし易くする為に、つま先を反り上げたローリング効果を
ラストに施してあります。履き込む程につま先の反りあがりは下がってきて
足に馴染むよう設計してあります。全体的な設計としては、足に寄り沿う
フィッティングを追求する為に、足なりを再現した立体的な丸みのあるフォルムを
意識し、カカト周りも日本人に合わせた小さめの作りで
ホールド感を重視しております。
「甲とカカトでホールドして、前足部はゆったり指が伸ばせるくらい」という
フィッティングを目指して作成しています。
<デザイン>
ベーシックデザインのダービーをよりミニマルに表現する為、縫製の
箇所を極力排しカカト周りも継ぎ目をなくしてシームレスに
仕立ててあります。ダービーの特長である羽根を小さめに設計し
また取り付ける位置を前の方にする事で、
履き口を浅くスッキリとした印象になるようにデザインしてあります。
視覚的にモダンに見せるために、新たな手法や法制方法にトライする
一方で、履き心地を決定する製作過程に関しては、オーセンティックな
手法を維持しており、それが、SUGINARI MORIMOTO の
大きな魅力なのです。アッパー(縫製された甲革)を
ラスト(靴型)に沿わせる[釣り込み]という作業を、
手で行う[手釣り]で行っております。
量産品の機械で行う釣り込みは、革を限界まで引き伸ばして
ラストに沿わせるので、革への負担も大きく、また革の
伸び代がそこまで残されていないので、
履き込んでいった時の足馴染みが手釣りの靴と比べると決定的に違います。
手釣りの靴は、アッパーを立体的にラストに沿わせる為
ラストの中心に向かって「つま先部」→「カカト部」→「土踏まず部」と
順番に部分に分けて革の端を掴んで
作業を進めていくので、革に対する負担も少なく、人の手によって
引っ張られた状態だと、革の伸び代も十分残されており、それが履き込んで
いった時の足馴染みにも大きく影響を及ぼします。
また、デザインで採用されているシームレスヒールも
手釣りでしか再現出来ないデザインですので、
ハンドメイドならではの意匠としての大きな特徴です。
普段は何気なく受け入れたり流したりしてしまう
「hand made」と行った形容には、目指す効用と
それを実現するために先人が長い月日をかけた不断の努力とその成果が
宿っていることに敬意を評した靴に仕上がっています。
<製法>
前足部:ブラックラピド製法 中足部:ウッドネイル製法
ブラックラピド製法はアッパーと中底革(インソールと解釈される部分)
そしてコバ部分のパーツとなる中板革(ミッドソール)をマッケイ縫いで
縫い合わせた後、本底革(アウトソール)のコバ部分にダシ縫い
(アウトステッチ)を掛ける、二度の縫い合わせが必要な製法です。
マッケイ製法の特長であるしなやかさを持ちながら、マッケイ製法の
デメリットである耐久性という問題点を解消する合理的な製法です。
必然的にダブルソールとなるので、歩行時の地面からの突き上げを
緩和し易く、歩きすさという機能面も優れた製法です。
Laceup Derby shoesではソールに重厚感を持たせる為
トリプルソールを採用しております。
そして、ソールの厚みがある分、ボリューム感が出過ぎないように
ソールのウエスト部を削って絞り込んでおり、その部分には
木釘を打ち込んで固定する「ウッドネイル製法」にて仕上げております。
ウッドネイル製法とは、主に東欧の靴によく見られる意匠で、
アウトソール側からインソールに掛けて下穴を開け、そこに木釘を
打ち込んでソールを固定する堅牢で柔軟性に優れた製法です。
昔は、農夫が作業時に履く農作業用の古い靴の底付け方法でも
よく見られた製法です。恐らく農作業靴でウッドネイル製法が
採用されていた主だった理由は、糸でソールを縫いつけるよりも
木釘であれば田畑で作業をしていると、
木釘が水分を含んで膨張し、その事により下穴の中で釘が固定され、
ソールの接着をより強固にする目的があった為だと推察されます。
そうした、古い靴に対するオマージュと農作業靴に使われていた製法という
郷愁の思いから、部分的ではありますが
ウッドネイル製法を採用しております。
<仕上げ>
ヒールも付いて完成した靴を、煮出した紅茶に漬け込み
ティーフィニッシュを施しております。
最終仕上げには、独自で編み出したレシピを施す事で
SUGINARI MORIMOTOとして
唯一無二のシューズの雰囲気を表現しております。
<シューレース>
British Waxという特殊な樹脂加工がされたシューレースで
撥水性に優れています。粘り気があり締まりが良いので
ほどけにくくなっているのも特徴です。
<インソール>
中敷きにはブランドロゴと共にメッセージが 添えられています。
デザイナーのブランドに対する決意が示されていて、
「強い意思が道を切り開く」といった意味を持っています。
<付属>
ロウ引き加工された封筒にブランドの理念を綴ったconcept、attention、
シューホーンが同封されております。
シューホーンは、革で製品として使われない廃棄される部分を利用した
リサイクルシューホーンとなります。
革は、動物の生命の恩恵を授かり、人の手で製品として生まれ変わらせているので、
その資源を余す事なく使い切るのが、作り手として
かつて生きていた動物に対して敬意を表す事だと考えております。