DEVOA:Slim and Drop Clotch Pants.
こんばんは。
本日の東京は曇ときどき雨。
天気予報では降らないようでしたが
降ったり止んだりが続いていました。
本日はDEVOAのPTA-SDS(スリムパンツ)と
PTA-SDM(ドロップクロッチパンツ)の違いや
それぞれの特徴をご紹介させていただきます。
まずがこちらがドロップクロッチ、
(ハンガー画像の方が実物の色味に近くなっております。)
そしてこちらがスリムタイプになります。
(ハンガー画像の方が実物の色味に近くなっております。)
どちらも同じ素材を使用していますが
シルエットが異なります。
まずは素材から先に説明させていただきます。
コットンを使用しました8oz(オンス)デニム生地で製作されています。
8oz(オンス)ということもありかなり軽く薄手となります。
ちょうど今の時期や夏にもお使いいただける素材です。
緯糸をスレン染めでベーシュに染色して生地にし、
さらに縫製後に製品染めをすることにより陰影の
ある表情に仕上げております。
スリムパンツは名前の通りスリムですが
ドロップクロッチというのは股上が深めに
製作されたものを指します。
半分に畳んだ状態で隣り合わせて比べてみました。
左がスリム、右がドロップクロッチです。
こうしてみるとドロップクロッチの股が深いことがわかります。
別の角度から。
スリムは細めのシルエットですが
ドロップクロッチは深いのに加え、もも周りのゆとりもスリムより
多めになっていますので
わかりやすく言うとジョッパーズシルエット(もも周りに
ゆとりがあり裾に向かって細くなっていく形)
に近くなっております。
もも周りより下も少しパターンに違いが御座います。
左のスリムは、内側に強くカーブを描いたパターンで
こうすることでより綺麗にふくらはぎまわりなど
フィットしやすくまたシワも出やすくなっております。
左のドロップクロッチはどちらかというと
緩やかなカーブになっておりゆとりが程よくあります。
スリムパンツの方は全体的に細めなので
そのままですとブーツアウトなどしにくいので
DEVOAの場合、ふくらはぎより少し
下から裾に向かって多めに分量をつけています。
これはただ単にパターンを横に広げたのではなく
立体的にパターン描くことにより(マチを入れているようなイメージ)
見た目は細身ながらもブーツアウトがしやすくなっております。
裾がフラットになっていないのは立体的なパターンであるためです。
ドロップクロッチに関しては、スリムよりもともと
余裕があるので裾に分量を増やしてはいません。
DEVOAの場合、ドロップクロッチでもそこまで深すぎず
バランスよく落ち着いた仕上がりになっていますので
ドロップクロッチに苦手意識がある方や、これから挑戦する
方などにとって入りやすい形になっております。
こちら着用になります。
画像ではドロップクロッチがわかりやすいよう
少し強調して撮影していますが
インナーでかぶせてしまえば落ち着いた印象になります。
もも周り、股にスリムパンツよりゆとりがありますので
すでにスリムシルエットを持っている方にはこちらの形がオススメです。
model 169cm 60kg size1
こちらはスリムの着用。
ブランドのルック画像ですがご参考くださいませ。
モデルがかなり細身の体型なので膝のシワなどが
あまり出ていませんが
実際に私が着用するとしっかりとシワが出ます。
そしてこのパンツの各ディティール。
DEVOAでは珍しくウエストのボタンに
エイジングを施したものを使用しております。
ジップはYKKのエクセラを使用。
ウエストバックにはデニムパンツらしく
レザーパッチを配置。
裏返してポケットの写真も撮りました。
こちらはオリジナルのプリント素材を使用。
何の柄かというと筋繊維をプリントにおこしたものになります。
言われないとわからないですよね。w
ぱっと見ですと似ているようですが
実はかなりの違いがあるパンツです。
実際に着用した見た目も着用感もそれぞれ異なります。
細身をお探しの方でしたらスリムタイプ、
ジョッパーズのようなシルエットをお探しの方でしたら
ドロップクロッチタイプがオススメでございます。
宜しければ一度おためし下しませ。
今回ご紹介いたしましたパンツは
下記のリンクよりご覧いただけます。
PTA-SDS. Slim Pants 8oz Denim Vintage Wash. Mud Beige. 2021SS. DEVOA.
https://gullam.jp/shopping/151937.html
PTA-SDM. Drop Clotch Pants 8oz Denim Vintage Wash. Mud Beige. 2021SS. DEVOA.
https://gullam.jp/shopping/151939.html
今回はこれで失礼いたします。