NEW ARRIVAL



calmlenceが入荷致しました。2

 

こんばんは。

本日の東京は晴れ。

 

お盆を過ぎると陽が沈むのが早くなりますね。

気温はまだ暑いですが、少しずつ季節が変わっていくのを感じます。

 

前回のご紹介から少し間が空いてしまいましたが

calmlenceをまたご紹介させて頂きます。

 

前回はオープンカラーシャツをご紹介させて頂きました。

今回はダブルジャケットのセットアップをご紹介させて頂きます。

 

 

発売前から注目のあったダブルデザインの

ジャケットと同素材のパンツによる組み合わせ。

おそらくこのジャケットをセットアップで全色入荷しているのは

GULLAMだけではないでしょうか。

 

 

 

 

仕立てや素材のクオリティの高さはもちろんのこと

単純にものすごくかっこいいし、色気があり

まさに大人のファッションという印象を感じました。

ブランドの公式LOOKではこのアイテムが

多く使われていおり、Instagramでも発信されていたので

目についた方が多かったのではないでしょうか。

※Blogのバランス上、オリジナル画像のサイズを少し編集して

掲載しております。

 

 

素材は世界的に織物の産地として有名な尾州で職人が製作。

calmlenceオリジナルの素材となります。

経糸をコットン糸とリネントップ糸、緯糸に追撚をかけた

梳毛糸(ウールの糸)を打ち込み、

変形ヘリンボーンストライプ柄に織り上げ、

更に洗いを施す事により凹凸感を表現。

その後に天日で乾燥し、ヴィンテージ感を演出しています。

 

 

釦には皮付きのまま削って作成された非常に珍しい水牛釦を使用。

皮付きなので通常のものより粗野でマットな雰囲気です。

calmlenceの雰囲気にはぴったりのボタンですね!

 

 

ジャケットのデザインは今回初リリースとなる

ダブル仕様。

かなり渋くて雰囲気があります。

 

 

襟はピークドラペル。

通常の襟よりも製作の難易度が高いのは言うまでもありません。

とても綺麗に仕立てられています。

こちらはベテランの職人さんによりものです。

基本的にデザイナーが信頼を置いている一握りの職人さんにしか

製作をお願いしていません。

ピークドラペル自体は一般的にフォーマル寄りですが

ゴージラインの高さを高めにすることにより

現代的でシャープな印象にしています。

 

 

胸の箱ポケットはよく見ると直線ではなくカーブした形状で製作されています。

このカーブしたポケットをバルカポケットというらしいです。

人の胸に丸みがあるため、それに合わせてポケットもカーブさせることで

収まりよく見せる効果があります。

元々は、ナポリのテーラーが自分たちの

縫製技術の高さを証明するために考案したとか。。。

単純に直線を縫うよりも曲線のほうが縫製が難しいんです。

 

 

サイドのポケットは両玉縁のフラップ付きポケット。

おそらくポケット製作としては

難易度が一番高いタイプだと思います。

こちらもフォーマルでよく見られる仕立てです。

この玉縁があるかないかで見た目の印象がかなり変わります。

フラップの裏側にはオリジナルの

フラワージャガード素材はを使っています。

こういった見えない部分にも拘る、

calmlenceらしいディティールですね。

 

 

胸元には真鍮製のフックが付いています。

こちらはお好みで着方を変えることができます。

 

 

袖口は額縁縫いで仕立てています。

他にも方法はあるのですがこれが厚みが出にくく

見た目が綺麗に仕上がります。

高級な服は大体、これで製作されていると思います。

 

 

裏側もcalmlenceならではのこだわりが詰まっています。

裏地には柄部分をポリエステルで織り上げたフラワージャガード素材。

先程のフラップポケットにも使用されていました。

 

 

ジャガードというように、柄の部分は刺繍ではなく織りで表現されています。

さらに織り上げてから後染めで仕上げる事により、

わざと擦れを発生させヴィンテージ感を表現しています。

 

 

さらに裏の袖付は手縫いで仕上げられております。

最後に手縫いでつけた方が表地とのバランスを

合わせやすく着心地が良くなります。

 

裏地がついていない部分は

全てパイピングで仕立てています。

パイピングは縫い白に細いテープ上の布を縫い付けることで

手間と技術が必要とされる工程です。

 

こちレアはサイドベンツ部分の裏側。

袖口と同じく額縁縫いで製作されています。

 

 

内ポケットもしっかりとあり

とても綺麗に仕上がりです。

 

 

 

ボタンの裏側には力ボタンというものが素材を挟んで付いています。

力ボタンをつけることにより

ボタンが引っ張られても力が分散され

耐久性の向上につながります。

 

 

パンツも今回より新たにリリースされた

ノータックのワイドパンツ。

シンプルが故に非常に使いやすいデザインです。

 

裏側はマーベルト仕様。

こちらもスーツなどでよく見られる仕立てで

見た目を綺麗に見せる他

シャツをインした時の履き心地を考慮した作りとなります。

 

こちらは裾裏なんですがcalmlenceの拘りが良くわかる部分。

何かというと一般的なパンツの縫い代より

かなり多めについているんです。

おそらく、普通は4~5cmぐらいが多いんじゃないでしょうか。

このパンツは8cmほど縫い代があります。

これは後から裾出しを想定していることが挙げられます。

なぜならこのパンツは裾をちょうどぴったりにして履いた方が

バランスがいいからです。

多分、デザイナーの熊谷氏もそれを意識しているんじゃないでしょうか。

しかし、さまざまな体型な人がいますので

なかなか丈が初めからぴったりということも難しいかもしれません。

なので余裕を持ってあえて縫い代を多めに取っているのだと思います。

他には縫い代が多い方が重心が下にいき

綺麗なシルエットを出しやすいというのもあるかと思います。

履いた時のシルエットに拘りがあるからこそ

こういった仕様にしていると思います。

 

 

今までの仕様をまとめると

仕立て自体はかなりフォーマル、クラシック寄りなもの。

これだと普通はかっちりとしたものが出来上がってしまいます。

しかし、calmlenceの場合はデザイナーの熊谷氏が

最後に自身で一点一点、丁寧に洗い加工をして

わざとされた雰囲気に仕上げています。

こうすることにより極まり過ぎず

ノスタルジックで色気漂う雰囲気に仕上がります。

この最後の洗い加工がなければcalmlenceと呼べないかもしれません。

最後の仕上げに必要な作業です。

 

 

では着用を。

洗い加工をした意味がわかるかと思います。

ジャケットとパンツともにsize2を着用しています。

169cm 64kg size2

 

 

いかがでしょうか、この雰囲気。

クラシカルなデザイン、仕様でありながら

哀愁が漂っております。

 

 

ジャケットとパンツはもちろん単体でもお使いいただけますが

セットアップで着ることにより雰囲気が倍増です。

かなり渋い・・・

 

 

 

メンズでダブルのジャケットというのは

なかなか着るシーンが少ないのも事実。

しかし、calmlenceの場合は着崩した雰囲気なので

思ったより使いやすいのも事実です。

 

動画も撮影してみましたのでよろしければご覧ください。

 

 

 

 

Blackも着用してみました。

169cm 64kg size2

 

 

いかがでしたか。

今回ご紹介をさせていただいた商品は

非常に雰囲気があります。

今までこういったセットアップ系をお持ちで無かった方には

尚更おすすめです。

私もそうですがセットアップって一つあると便利なんですよね。

単体でも使えるので。

デートやちょっと良い食事に行くシーンなんかにも

おすすめです。

宜しければご検討ください。

 

calmlenceの商品はこちらからご覧頂けます。

https://gullam.jp/shopping?brand=calmlence

 

ご不明な点が御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

Mail:https://gullam.jp/contact

Tel:03-6416-4700

 

 

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