GULLAM Exclusive. tg-01. Urushi + 24K Gold. Matt Black. tsugái.
BRAND | tsugái |
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ITEM | ACCESSORY |
MATERIAL | 下記参照 |
COLOR | 下記参照 |
SIZE | 下記参照 |
販売価格 | [SOLD OUT]110,000円(税10,000円) |
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再入荷予定です。詳しくはお問い合わせください。
【 tsugái 】
GULLAM Exclusive.
Model:tg-01.
Matt Black.
Made at tsugái atelier in kyoto, Japan.
Blogでご紹介しました←click
こちらの作品はGULLAMがtsugáiへ一から全て依頼した完全別注となります。
<Material>
Flame:Acetate.
Hinge:Urushi 、24K Gold、Nickel Silver、Iron
Temple Core Bar :Band SteelUrushi 、24K Gold
Studs:Brass、Nickel Silver
Lens:Acrylic
<素材>
フレーム:アセテート
蝶番:付け焼き漆、24金、洋白、鉄
テンプル芯金:鉄(リボン鋼)、24金、付け焼き漆
鋲:真鍮(頭部)、洋白(足部)
レンズ:アクリル(紫外線カット率99%以上)
<Accessories>
Special case made of paulownia wood
Lens Wipes(chamois leather)
Attention
<付属品>
桐箱の専用ケース
眼鏡拭き(セーム革)
注意書き
<size>
47□29-148
<tsugái eyewear>
一般的なプラスチック枠の形状をしていますが、作成方法は眼鏡業界の方法とは大きく異なります。
“眼鏡“ の形を工芸の技法を用いて制作されています。
基本的にデザイナー(作家)が一人で仕上げており、製作時間、材料には一般的な眼鏡の10倍の時間、費用を要しています。
tsugáiのおおまかな製作過程は以下の動画からご覧いただけます。
<テンプル蝶番>
一般的な蝶番は金型と呼ばれる物を作り、そこに金属を流したり、プレスする大量生産をしております。
tsugáiでは洋白、鉄素材のテンプル蝶番を部品毎に準備をしロウ付けで組み立てることにより作成(ジュエリーの作成方法)しています。
また、布目象嵌(京象嵌)という技法を用いて24金を埋め込み、漆を塗っています。
漆は焼き付け漆という技法で金属に塗っています。
工芸に詳しい人でも金属に漆を塗れる事を知らない人は多いです。
<京象嵌(布目象嵌)とは>
京都で行われれいる布目象嵌を、京象嵌と呼んでいます。
本来は、刀の鍔などに使われていた技法ですが、現在は京都の伝統工芸品とされており、
美術工芸品として主に使われています。
その名の通り 下地(金属)に“布の目“と呼ばれるミゾを付けます。
そのミゾの数は1mmに10本程度というとても繊細なで、熟練の職人にしかできない技術となります。
このミゾが剣山の様な働きをし、金を留めています。
現在、京象嵌ができる職人は10名程度だと言われています。
京象嵌(布目象嵌)による製作風景は以下のリンクよりご覧いただけます。
<フロント蝶番>
洋白に漆を焼き付けて塗っています。
フロント、テンプル蝶番共に、漆を剥がれづらくするために部分的に合成樹脂、ガラスコーティングをしています。
<鋲 >
頭部の部分が真鍮、足の部分が洋白です。
煮色仕上げという仕上げ方をしており、特殊な溶剤で真鍮、洋白の色に深みを出しています。
これにより、アンティーク調に仕上げています。
<芯金 >
一般的な芯金はプレス加工で大量生産されています。
tsugáiでは芯金をリボン鋼と呼ばれる、バネの性質を持った鉄を削り出すことで作成しています。
また蝶番同様、布目象(京象)という技法を用いて24金を埋め込み、漆を塗っています。
リボン鋼を使うことにより、バネ性が上がり型崩れは起きづらくなっております。
特に横方向のバネに優れてます。
<テンプルへの芯金の入れ方 >
ほとんどの眼鏡は“シューティング”と呼ばれる技法により作成されています。
その一方、tsugáiでは“芯張り”と呼ばれる技法で作成しています。
また、通常の芯張りとは異なり、有機溶剤を独自の方法で組み合わすことにより、
漆(芯金)をアセテートの中に入れる事を可能としました。
これは世界中でtsugái eyewearにしか使われていない技法だと思われます。
<マット加工 >
テクスチャーを2種類混ぜて独自の方法で全体をマットに仕上げています。
通常のマットはガラスや砂などを機械の中で打ち付けてマットにしますが、
tsugáiでは全く異なり、2種類のテクスチャーを手で削って重ね合わせているため
ひとえにマット加工と言ってもこちらはtsugái独自の加工、雰囲気に仕上がっております。
<ケース>
桐箱に桐ダンスや、桐下駄で使われてる仕上げ方、「砥の粉(とのこ)、ロウ引き仕上げ」をしています。
砥の粉仕上げとは京都の山科という地域で取れる砥の粉を塗って仕上げる名称で
ロウ引きをすることにより、耐水性をあげてます。
桐箱はとても軽いですが、柔らかい素材です。
そのため傷は付きやすいため、持ち運びは推奨しません。
<眼鏡拭き>
奈良の鹿の皮をなめしたセーム革を使用しています。
セーム革とは通常のなめし加工したものを再度、鱈油でなめし(二次鞣し)を行ったもので、
従来より、カメラやメガネ等のレンズ、時計や宝石等の貴金属類、
ハサミ等の刃物類、自動車やガラスを磨くものとして広く使われています。
洗濯はぬるま湯または中性洗剤とご一緒に揉み洗いしていただき、陰干しをお願いします。
乾燥後、少しゴワっとした感じになりますが、揉んで頂くと柔らかさが戻ります。
<ATTENTION>
・メンテナンス(蝶番のネジの緩みやフィッティングなど)に関しては一般的な眼鏡店様、
もしくは tsugáiお取り扱いの各眼鏡店様でのご対応をお願い致します。
ネジ締めやフィティングは一般的な方法で対応していただけます。
・クリーニングの際は洗浄機の使用、アルコールでの吹き上げ等
は行なわないで下さい。蝶番の漆が剥がれる原因になります。
・テンプル調整の際は何度も同じ箇所での縦曲げはできる限り行なわないで下さい。
金属疲労を起こす原因になります。
調整の際は出来る限り負担の無いようにお願いします。
・蝶番を触る調整は絶対に行わないで下さい。蝶番の漆が剥がれる恐れがあります。(蝶番のネジは調整して頂いて問題御座いません)
・経年により蝶番の漆が剥がれていきます。
経年変化も作品の一部であると考えているため、漆の塗り直しはお受けしておりません。
予めご了承ください。
・一般的なアイウェアは左からたたむものが多いですが、これは機械で大量生産により揃えられているためです。
tsugáiはほぼ全てのパーツが手作りのため、たたむ順番は決まっておりません。
自然と収まりのいい方からたたんで頂けます。
ATTENTION:
*撮影の関係上、若干実物の色と異なることがございます。
*Color in the photos are slightly different due to lighting.