JACKET007. Sack Coat Poplin Washer. Dark Brown. Collection 002. calmlence.
BRAND | calmlence |
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ITEM | MENS |
MATERIAL | Shell:Silk 44% Wool 56%/Body Lining:Rayon 55% Cupra 30% Polyester 15%/Sleeve Lining:Cupra 55% Cotton 45%/Horn Botton |
COLOR | Dark Brown |
SIZE | 2/3 |
販売価格 | [SOLD OUT]140,800円(税12,800円) |
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calmlence.
Collection 002.
JACKET007.
Sack Coat Poplin Washer.
Shell:Silk 44% Wool 56%.
Body Lining:Rayon 55% Cupra 30% Polyester 15%.
Sleeve Lining:Cupra 55% Cotton 45%.
Horn Botton.
Dark Brown.
Made in Japan.
※フロントの一番下のボタンは飾りボタンのため、ボタンホールは開いておりません。(画像13枚目参照)
※こちらの作品は製品後に手洗い加工を施している為、
生地の目が詰まっている場合(しぼ)があり着用していくうちに、
元の大きさに戻り、初めの計測した数値と変わる場合が御座います。
あくまで参考程度にご確認下さい。
※お手入れのブランド推奨方法
あくまでブランド推奨方法のため、ご参考程度にお考えください。
こちらの素材は形状記憶されるような強いシワ加工のような事はしておりません。
汚れが気になる場合は、ドライクリーニングに出してください。
ですがクリーニングに出すと、シワがしっかりと伸ばされて綺麗に上がってきてしまいます。
シワを継続するためにはお手数ですが、クリーニングから上がってきたものを洗面器のような物に入れて軽く水に浸して下さい。
但し絶対に水の中で泳がすような事はせず、ただ浸すだけです。(揉み込むと縮む恐れがあります。)
その次にネットに入れて洗濯機で脱水をして下さい。
脱水しましたら、ハンガーにかけて形を整えて影干しして下さい。
乾きますと元の状態になります。
ウール混の物は強くもみ込み過ぎると縮絨する可能性がありますので、手洗いは個人差があり推奨しておりません。
サイズ感 | リラックスフィット/size2=44~46、size3=46~48ぐらいのイメージ |
裏地 | 有り |
ストレッチ性 | 無し |
ポケット | フロント×3、インナー×2 |
スタッフの着用想定時期(参考程度) | 春、秋(15℃~20℃前後) |
size2 | size3 | |
着丈(Length) | 約72cm | 約74cm |
袖丈(Arm Length) | 約61cm | 約63cm |
肩幅(Shoulder Width) | 約48cm | 約50cm |
身幅 (Pit to Pit) | 約51cm | 約53cm |
*着用モデル
*掲載している着用スタッフ以外の着用をご覧になりたい場合は
お気軽にお問い合わせ下さい。
<スタッフのサイズ感想>
169cm 61kg size2 普通体型
全体的にリラックスしたサイズ感でゆとりがあります。
シャツ、ベストと着込めるサイズ感です。
着方によってサイズを上げて頂くのもおすすめです。
*当店スタッフ参考size
172cm 52kgのスタッフはsize2を着用しております。
169cm 61kgのスタッフはsize2を着用しております。
177cm 67kgのスタッフはsize3を着用しております。
【 calmlence 】
calmlenceはデザイナーである熊谷和幸氏が自身と向き合い創作することを標榜したプロジェクトです。
言い換えれば本人がこれまでに目で見て、手で触れ、感じてきたものの集大成と言えるかもしれません。
30年以上もの間、ファッション・デザイナーとしてのキャリアの中でも揺らぐことのなかった
洋服を製作するうえで欠かせない生地や糸、機織りの技術の探究。
「素材」への好奇心は、ものづくりのより深いところへ彼を向かわせると同時に、
その魅力を最大限に表現するという情熱に形を変えました。
そして積み重ねた経験と彼を支える職人たちによって現代を生きる男性のための洋服へと落とし込まれます。
デザインと質感のバランスを自在に操ることで、ブランド名の由来でもある静けさの中にある強さを生み出しています。
【 collection 002 】
デザイナーの拘りによって構成される collection は全てオリジナル素材で作られています。
そのどれもが単純な表記や材料名に向かうのではなく、日本の生地づくりの妙とも言える
様々な素材の糸を複雑な技術で織り上げた日本でしか生み出し得ない特別なものです。
もちろん洋服に仕立てるのは信頼のおけるテーラーや縫製工場の職人たちであり、
仕上げの工程はデザイナー自ら臨んでいます。
そして特筆すべきは流通も非常に重要なデザインの一部と捉えていることです。
大量生産とは真逆のこのコレクションは、デザイナーの興味や美意識を形にしたものだからこそ時間をかけて
丁寧に発表していきたいとの想いがあります。
日本でしか実現できない生地、控えめで上品なデザイン、当たり前のことに対して
丁寧に向き合う姿勢、落ち着いた雰囲気の中に潜む実験的な試み。
こういった要素を大事にした collection 002 は袖を通してくれる人それぞれにきっと異なった印象を与えてくれるかもしれません。
熊谷氏がデザインに情熱を注いだ年月や先人たちからうけた感動や衝撃、実際に体験した記憶の中にある「手触り」に
思いを馳せて今を生きる自身の意思(時代性)を表現する calmlence には、揺るがない芯の強さがあります。
素材は織物の産地として世界的に有名な尾州で職人により製作されています。
縦糸に細番双糸の絹紡糸(シルクの糸)、緯糸に杭毛双糸(ウールの糸)を打ち込んだ
ポプリンクロス生地になります。
この生地は緯糸の方向に細い畝が見える手触りの柔らかな平織物のことで、
calmlenceはポプリンクロスの中でも古くから代表的なものである、
シルクとウールの交織織物を使用しております。
高級な洋服に用いられる事が多い生地です。
生地の状態で洗いを施し凹凸感を表現しています。
着込んで行けばいく程、皺感や経年で雰囲気が更に増していきます。
身頃とポケットの裏地は経糸キュプラ、緯糸レーヨン、柄部分をポリエステルで織り上げたフラワージャガード(画像12枚目参照)、
袖裏には着用する際に滑りの良いコットンキュプラ、
釦には皮付きのまま削って作成された非常に珍しい水牛釦(画像4,13枚目参照)を使用しています。
フラワージャガード素材は織り上げてから後染めで仕上げる事により、わざと擦れを発生させヴィンテージ感を表現しています。
さらに製品に仕上げた後に丁寧な手洗いを施し天日で乾燥しヴィンテージ感を演出しています。
デザインはcalmlence流のサックコートです。
サックコートは中世のイギリスが起源とされており、いわゆる背広の一種を指します。
古典的なアイテムですが現代では様々な解釈により異なった進化を遂げています。
calmlenceのサックコートはクラシカルな要素がありながら、どこか色気のある洗練されたものになっています。
四つボタンのデザインですが、一番下ボタン、ボタンホールは飾り用となっています。(画像13枚目参照)
これは当初のサックコートの着方が、ボタンを全て締めきらないことに由来しているのだと思います。
ボタンの付け方にもcalmlenceの拘りがあります。
糸の遊びを十分に取ることにより、着脱しやすくしています。
さらに裏に力ボタンを付ける事により、生地への負担を少なくし糸が緩みにくくなっております。
ボタン上にはホックがついているのでお好みで着方を変え変化を与えることができます。
デザインはシンプルですか、どこかノスタルジック漂う雰囲気に仕上がっており
またデザイナー拘りのオリジナルの素材、仕立てによりブランドの世界観を表現したジャケットになっております。
※サイズについてやその他ご不明な点はお問い合わせくださいませ。
ATTENTION:
*平置き寸法になります。
*実寸の寸法ですので多少の誤差はご容赦ください。
*撮影の関係上、若干実物の色と異なることがございます。
*All measurements are approximately ~ cm, measured in laying flat.
*Color in the photos are slightly different due to lighting.