こんばんは。
Satoです。
本日の代官山の天気は晴れ
11月も残すところあと僅か、と言うことは2025年も残り僅かと言うことですね。
いや〜1年が経つのが早い!と毎年感じております。(歳のせいかもしれません)
今回はincarnationの新入荷した商品を
マニアックなレザーが多いincarnationの中でも
今回のレザーはかなり特徴的ではないでしょうか。
デザインに関して言うと、個人的に激推しのエンジニアブーツが入荷したので
今回のブログはかなり熱が入りそうです、、、(ご了承くださいw)
11D-71143. HORSE RESIN LEATHER ENGINEER BOOTS EG-1 #2LEATHER + VIBRAM SOLES PIECE DYED. 82 x 91R(GRAY × BLACK REVERSE). incarnation.
https://gullam.jp/shopping/246511.html
素材には、ベジタブルタンニンで鞣された上質なホースリバースレザーを使用、
incarnationの定番ホースレザーとは異なる、さらに上位ランクのレザーになります。
仕上げは製品染めではなく、レジーナ加工(樹脂加工)によるもの。
もともと独特の雰囲気ある表情に仕上がっていますが、
着用を重ねることでレジンが徐々に剥がれ、地のレザーが起毛していきます。
その際、コーティングが残る部分とのコントラストが生まれ、
さらに深みのある風合いへと変化していくのが特徴です。
展示会で履き込まれたサンプルを見ましたが
とても味のある雰囲気に仕上がっていました。
リバース(スウェード)に近い見た目ですが、実際触ってみると全く違う
レザーの新境地を感じてしまいました。
エッジの効いたレザーというよりはヴィンテージ、アンティークを彷彿させる雰囲気です。
デザインは新作となるエンジニアブーツ
ワークウェアを源流とするエンジニアブーツでありながら、
ワーク感が過度に強く出ることなく、ブランドらしい佇まいへと昇華されています。
エンジニアブーツが持つ無骨な存在感と、
incarnation特有のモードなテイストが見事に融合した仕上がりとなっています。
聞くところによるとデザイナーのKeita Ogawa自身、
アメリカのカルチャーから強い影響を受けており、
イタリアに渡る前は、一年を通してエンジニアブーツを履くほどの深い愛着を持っていたそう
そこからイタリアへ渡り、ヨーロッパの文化や自然
そして職人たちの感性に日々触れるなかで、
アメリカの無骨さとイタリアの繊細さと造形美が掛け合うことによって
incarnation独自のデザイン性が完成しました。
本来エンジニアブーツは、着脱を容易にするため履き口が広めに設計されますが、
こちらはシャフト部分を細身に再構築しています。
とわいえ、ブーツインができないほどタイトにしたわけではなく、
スタイリングの幅を損なわない絶妙な細さに仕上げられています。
シャフトを細くすれば、やはり脱ぎ履きが大変なので
しっかりとバックジップを取り付けています。
ジップはYKK社の中でも最高級ファスナーのEXCELLA
引き手はincarnationオリジナルに変更されております。
利便性を保ちながらも、美しいラインを描くシルエットに仕上げました。
個人的にヒールがやや高めに設定されている所
遠目から見た時に美しいフォルムに見えるシルエットなどが
その要因だと思っております。
バックルは、通常であれば製品染めを施すことでマットな質感に仕上がります。
そのため、製品染めを行わない場合は、光沢のある一般的な表情のままになるのですが
そこはさすがのincarnation。
独自のエイジング加工を施すことで、光沢感を適度に残しながらも、
使い込まれたアンティークのような雰囲気へと仕上げています。
製法にはグッドイヤーウェルト製法を採用し、incarnationらしいモードの解釈で再構築した一足です。
着画を撮る前にスタッフサイズが売り切れてしまったので、
公式のルックになります。
ブーツインはもちろんのこと、
エンジニアと言えばのデニムなどの太めのパンツをブーツアウトでも◎
ちなみにサイズ感はレギュラーといった感じで
普段と同じサイズで良いと思います。
自分はsize41を同ブランドでも履くのが多いんですが
このモデルもsize41ですね。
インソールも付属しているので幅広い方に対応頂けます。
エンジニアブーツだけでだいぶ長くなってしまいましたね(笑)
11D-7283. HORSE RESIN LEATHER SIDE ZIP BOOTS VIBRAM SOLES GOODYEAR WELT. 82 x 91R(GRAY × BLACK REVERSE). incarnation.
https://gullam.jp/shopping/246405.html
こちらは同素材のサイドジップブーツ
デザインは定番モデルになります。
こちらは先程のエンジニアブーツよりも
シャフトがより細く作られております。
製法は、グッドイヤーウェルトとノルウェージャン製法を組み合わせた、
incarnation のシューズの中でも特に特殊な手法を採用しています。
なかでもノルウェージャン製法で仕上げられている部分は、
機械ではなく職人の手作業によって一針ずつ縫い上げられています。
このアウトソールに走っている2つのステッチが特徴です。
個人的にとても好きなデザインです、、、
ソールには Vibram 社のコマンドソールを使用しています。
“コマンド(Command)”という名称は「攻撃部隊」を由来としており、
あらゆる環境下で優れたグリップ力を発揮する、
タフで耐久性の高いソールとして知られています。
その性能の高さからアウトドアシューズなどにも広く用いられているソールです。
レザーの雰囲気と相性抜群ですね。
履き込んでいくと皺のドレープ感がもっと綺麗に出そうですね、、、
こちらのブーツも先程のブーツと同じサイズ感です。
細身のパンツをブーツイン、一番好きなスタイルです。
予想通り、かなり熱が入って(長く)なってしまいましたね。
最後までご清聴、有難う御座います。
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