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Zip

こんばんは。

GULLAMスタッフのSatoです。

 

今日の渋谷区の天気は晴れ

最高気温 13℃  最低気温 3℃

昨日はクリスマスでしたね、皆様いかがお過ごしでしょうか。

渋谷、表参道、恵比寿に出ればイルミネーションが凄いらしいですね。

ご存知の通りGULLAMは裏路地にある店なのでそういった所とは無縁です…(笑)

 

そんな聖なる夜も終わり新年を控える中、マニアックなお話をさせて頂きます。

 

今回はジップについてお話ししたいと思います。

 

ファスナー、チャックなど様々な呼び方が有りますが、語源は違えど意味は全て同じです。

(ここから呼び方が混同するかもしれません…)

 

GULLAMではジップに並並ならぬ拘りを持っているブランドが数多く存在します。

 

ジップのメーカーはたくさん有りますが、その中でも最高級のジップが勢揃いしています。

 

まずは恐らく耳にしたことがある方が多いであろう、YKKからご紹介致します。

【東京都千代田区に本社を置く。 吉田忠雄が1934年1月にサンエス商会として創業し、

1942年に有限会社吉田工業所、1945年に吉田工業株式会社と改名した。

社名の由来は旧社名である「吉田工業株式会社(Yoshida Kogyo Kabushikigaisha)」の略称で、

Yは創業者の吉田忠雄(富山県魚津市出身)の苗字からきている。

1946年からは「YKK」を商標として使用し、1994年に現在のYKK株式会社に社名変更した。

世界最大のファスナーメーカーとして知られており、国内95%、全世界45%のシェア率を誇る。】

 

正にキングオブファスナー、日本が誇るYKKですがもちろんその中にも

数多の種類があります。

その中でも最高級ファスナーがEXCELLA(エクセラ)になります。

こちらのファスナーはエレメント1つ1つに入念な磨きをかける

とても手間のかかったファスナーに仕上がっております。

高密度に縫製もされているので耐久性も兼ね備えております。

美しい輝きと滑らかな手触りを追求した最高級のファスナーになります。

 

言葉だけだとなかなか伝わらないと思うので、実際の写真をご覧下さい。

 

 

パッとみた場合でも光沢感、艶感が段違いに違います。

 

これに合わせて開閉のしやすさ、正に完璧です…

 

 

あとは個人的にエクセラのロゴがとても好きなんです…

 

ただ何故か検索をかけてもロゴなどの情報がほとんど出てこないので、

 

有識者の方がいらっしゃいましたら、店頭でこっそり教えてください(笑)

 

(ロゴデザインの中で1番好きです)

 

エクセラを使用しているだけでも拘りを感じますが、GULLAMで取り扱っているブランドは

 

そこから更にそれぞれの拘りを詰め込んでいます。

 

【DEVOA】

 

DEVOAは引き手をブランドオリジナルに変更しています。

 

空いている穴はモールス信号をモチーフにしております。

 

ブランドタグもモールス信号で表しているため、そちらとリンクをさせたような感じですね。

 

とってもマニアックな話になりますが、DEVOAはこの引き手もマイナーチェンジしています。

 

私物の過去のシーズンのDEVOAです、現行の物と比べカーブを描いたデザインになります。

(使用感満載で申し訳ありません…)

 

2018~2019あたりのシーズンから現行のファスナーに変更されております。

(間違っていたら申し訳ありません)

 

【GUIDI】

 

ジップはGUIDIのロゴが入ったオリジナルを

 

使用し、エイジング加工が施されています。

 

エイジングの具合も良い意味で個体差があるので

 

製品染めされたGUIDIのレザーと相性抜群ですね。

 

【incarnation】

 

 

引き手にincarnationのロゴが入っています。

 

こちらもエイジング加工が施されています。

 

お次はririを紹介します。

 

こちらもとても有名ですね。

 

70年以上前に創業したスイスの高級ジップメーカーです。

社名の由来はドイツ語の凹凸を表す「rille und ripp」からきているそうです。

つくりとデザイン性の良さが特徴的と言われています。

務歯(むし)と呼ばれる歯の部分が少し固めに作られているため、

開閉は硬めですが歯が外れたり、欠けたりすることが

起こりにくいのが特徴です。

個人的に無骨さを感じるジップですね。

 

まずは別注のBACKLASHで使用している、riri zipのソリッドから

 

見た目の雰囲気もさることながら

 

開閉するたびにガリガリと特有の音がなり無骨さを感じます。

 

この音はジップを製作する際の務歯(むし)と呼ばれる歯の部分をあえて整えず

 

角のバリを残している為、開閉の際に独特の音が鳴ります。

 

決して開閉しやすいジップではありませんがその無骨さと

 

レザーの重厚さがより一層相性が良く思えます。

 

この角のバリは使用していくにつれ、整っていくので開閉しやすくなります。

 

ASMRではないですが是非「音」を聴いてみてください!

(頑張って撮りました!)

 

【atelier suppan】

 

atelier suppanのジップは艶感があるタイプを使用しております。

 

最後はLAMPOを紹介致します。

 

もしかするとこちらはご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。

 

1887年にイタリアで創業されたLANFRANCHI社が開発をした

「世界一美しいファスナー」とも言われているLAMPOジッパー

数々のラグジュアリーブランドも使用している、世界最高級クラスのファスナーになります。

艶感がこちらも美しく仕上がっていますね!

 

 

ZIGGY CHENがこちらのジップを使用しております。

 

素材、縫製に高いクオリティーを持つZIGGY CHEN

 

パーツ部分まで抜かりがないのは流石の一言です。

 

ごく稀に素材、縫製が良いのにジップは安いものを使って

 

台無しまではいきませんが、勿体無いなと感じてしまうアイテムも有ります。

 

ファッションに限らず、やはり良いものには

 

それとバランスが良いものを付け合わせるべきだと改めて思います。

 

正直この手のジップに慣れてしまうと一般的なジップに戻れなくなります。

 

ジップは普通の方でしたら気にならないのかもしれません。

 

ただ僕は洋服を選ぶときにどこのジップを使っているのかを絶対に確認します。

 

ここで誤解しないで頂きたいのが、一つの指標として見ているだけであって

 

決してエクセラ、ランポー、リリー、ラッカーニなどの高級ファスナーが全てとは思っていません。

 

その他のジップを使用している洋服ももちろん持っています。

 

ジップに限らず洋服のデザイン然り、ボタンやパーツには様々な考えの元、製作されております。

 

優劣ではなく、拘りを持って造られたものに僕は惹かれてしまうのかもしれません。

 

長くなってしまいましたが今回は以上になります。

 

年末年始の営業については

下記のリンクにてご覧頂けます。

12月30日(土)〜1月3日(水)まで年末年始休業とさせて頂きます。

ご理解の程、宜しくお願い致します。

https://gullam.jp/news/211802.html

 

失礼いたします。

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