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Araki Yuu.

こんばんは。ishikuraです。

 

本日の東京は曇り〜雨〜晴れ。

 

久しぶりにBlogを書かせて頂きます。(画像の無いBlogになりますが)

 

『Araki Yuu』

 

私が感じるAraki Yuuはブランドのデザイナーと言うより “作家” と言った印象を受けるブランドです。

 

陶芸家などの作家のように自身の手で創り上げていく様はアパレルブランドと言うジャンルではない様な気がします。

(あくまでも個人的な感じ方です)

 

服作りにおいても“コスト削減”感を全く感じない姿勢は謙虚さと自信を感じます。

 

それは私自身が約30年縫製を仕事としてきたから感じる事かも知れません。

(数多くの優秀な国内縫製工場や優秀な縫製職人の仕事を見てきました)

 

通常の物作りではデザインのポイントやブランドのアイコン的な箇所に手間を掛けて、

 

基本的な箇所の作業は機械化や流れ作業の様な効率化、もしくは外注といったコスト削減を図るものです。

(この仕組みや考え方は至って健全です)

 

しかし、Araki Yuu.は非効率的な手法で見えない所まで丁寧で手間を掛けて1着の服を作り上げて居ります。

 

例えば・・・ジャケットやコート、ベストやパンツに用いられる*ハトメホールも

 

ボタンホールミシンを使わずに手縫いでボタンホールを開けたり、(一つのハトメホールで専用ミシンだと数十秒で1穴かがりが出来ます。

手縫いですと個人差はあると思いますが、1穴に10分前後は掛かると思います。

 

そして、地縫い(服の骨格を縫い合わせる縫い目の見えない部分の作業)の運針数が約21針だったり。(普通は10針前後で縫われる事が多い)

*運針数は3cm間の針目を数えます。

 

運針数が多いとミシンが進むスピード遅くなり作業スピードが圧倒的に遅くなり、通常は比較的簡単な直線縫いも

 

曲がりやすくなります。(自転車をゆっくり漕ぐとグラつくイメージで、ある程度のスピードが必要)

 

ミシンの押さえの圧力調整も難しく、生地にキズを作るリスクがあります。

 

目に見えるシャツのステッチ部分の運針数を細かくしステッチに拘っているブランドも最近は多く見られますが、

 

ジャケットやパンツ等の地縫いをこの運針数で製作している事がびっくりです。

 

更に縫い代が重なる箇所(生地の厚さが×4になる箇所)の縫い目が目飛び(縫いの糸調子が狂う)を起こしていない。

 

あまり気にする人は居ないかと思いますが、私は見てしまいます。

 

縫う技術以外のミシンの手入れやセッティングにもプロ意識を非常に感じます。(目に付かない専門的な拘りは他にも沢山あります)

 

前にもBlogで書かせて頂きましたが、Araki Yuu.の素晴らしさは商品以外にも。

 

納品時の梱包、畳み方、糸始末にも服作り同様の丁寧さがあり、物流とは違った製作した服達への愛情を強く感じます。

 

ファッション性の視点から外れた内容ですが。

 

着用した時の心地良さには沢山の理由があります。

 

Araki Yuu.

 

心のこもった服をいつも有難う。

 

 

 

 

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