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HORISAKI

北欧のHat Manufacturers 【HORISAKI】

こんばんは。

Itouです。

 

本日の天気も猛暑。

いい加減嫌になりますね〜

気候なのでどうしようもありませんが。。。

 

9月にもなると新作が少しずつ入荷してきています。

今月から色々とまた増えてくると思います。

 

今回は初入荷となるブランド、【HORISAKI】を

ご紹介させて頂きます。

 

 

HORISAKIは北欧はスウェーデンのHat Manufacturers。

到着して開封してみるとまさに圧巻です。。。

もはやアート、作品といえます!

 

作品だけでなく納品書やパッケージ、香りに至るまで

全てに拘っていました。

香りはオリジナルの香水をハットに

香り付けしてから納品するそうです。

 

以下、ブランドの概要です。

HORISAKIはスウェーデン人と日本人の

帽子職人デュオによって紡ぎ出される作品です。

スウェーデンのカントリーサイドにあるファームで

最高級の素材を使用し、品質と素材を最優先にしながら、

手作業で帽子を製作しています。

そのため全てが一点物となります。

画像では同じように見えても色合い、

素材の風合い、ちょっとした形状など全てが異なります。

風化や擦れ、消耗といった自然な要素からイ

ンスピレーションを得て、

独特の風合いを持つ帽子を生み出しています。

また、職人技と肉体労働に深い感謝を込めて、

彼らの作品は、日本とスウェーデンの伝統と

古くからある帽子の技術を融合させています。

この作品は着用を重ねるうちに、

自然に被る方の頭の形に馴染んでいきます。」

 

 ブランドのイメージ、製作風景の

動画もご覧下さい。

 

 

HORISAKIの大きな特徴の一つとして

焼成処理という工程があります。

簡単に言ってしまうと、ハットを火で炙ります。

加工方法は2種類あります。

 

HARD BURNT – 構造的な風合いを強調するため、強火による加工を施しています。

この工程により、帽子は革のような質感と豊かな有機的な変化を帯びます。

素材は深みと個性を育み、時と共に変化する風合いを生み出します。

この処理は素材の自然な特性を高めつつ柔軟性を維持し、

帽子の扱いやすさと着用感を向上させます。

一点一点丁寧に手仕上げされるため、帽子ごとに唯一無二の個性が生まれます。

 

こちらがHARD BURNTをしたハット。

独特でユニークな表情に仕上がっています。

さらにHARD BURNT加工後にオイルを塗りこんでいます。

加工の雰囲気は一点一点違うので

完全に1点ものです。

 

黒いコーティングのようなものは

高温処理によって生じた副産物。

いわゆる焦げや煤になります。

触れたり摩擦を生じるとこの焦げや煤が

剥がれていき、初めとは全く違った変化をしていきます。

この経年も所有者の使い方によって変わるので

自分だけのハットに育ってくれます。

肌や衣服に付く恐れがありますのでご注意ください。

 

続いてはEASY BURNT。

EASY BURNT – 表面を洗練させるため軽く火入れ処理を施したもの。

EASY BURNT加工は表面の毛羽立った繊維を除去し、

より滑らかで柔らかな風合いを実現します。

この処理は素材の自然な特性を高めつつ柔軟性を維持し、

帽子の扱いやすさと着用感を向上させます。

一点一点丁寧に手仕上げされるため、帽子ごとに唯一無二の個性が生まれます。

 

HARD BURNTに比べると

優しめで焦げや煤はあまり目立ちませんが

表情が通常とはやはり違います。

毛羽立ちがあまりなく少しざらっとした表情です。

 

上記の動画にもありましたが

BURNTをピックアップした動画はこちらです。

 

 

続いての特徴はシルエット。

一般的な従来のハットとは一線を画す

そのデザインはHORISAKIならではの世界観です。

折り目やしわのあるリラックスしたフォルムと、

使い込まれたような風合いが特徴。

このシワのつき方も一つとして同じ物はありません。

 

 

見た目の雰囲気やユニークな加工だけではありません。

実際の被り心地にも拘っています。

帽子の内側には、HORISAKI オリジナルの伸縮バンドが

全て手縫いで縫い付けられております。

 

実際に私が着用してみましたが

とても快適な被り心地でとても優しいフィット感でした。

他のハットメーカにはない感覚で驚きました。

伸縮性がありますので、多少大きくても

フィットしやすくなっています。

 

バンドの縫い付け作業も動画で

ピックアップしましたのでご覧下さい。

1点ずつ地道に縫われています。

 

 

使用している素材も気になりますよね。

今回、入荷している素材は

Beaver Fur FeltとRabbit Fur Felt。

 

【Beaver Fur Felt】

最高級のビーバーフェルトを採用しています。

毛並みが細かいため、表面が非常にきめ細かく、光沢も自然で上品です。

ビーバーの毛皮は何世紀にもわたり貴重な資源であり、

特に帽子用の高品質なフェルト生産に理想的な密な下毛が珍重されてきました。

特に19世紀以前のヨーロッパでは、ビーバーフェルトの帽子は上流階級の象徴でした。

ポルトガル・サンジョアン・ダ・マデイラに拠点を置く

高級帽子フェルト製造で名高いFEPSA社のフェルトを使用しています。

HORISAKIは品質、職人技、素材の起源への敬意という

価値観に沿った素材の使用に尽力しています。

フェルト化工程では、動物繊維を熱と水で圧縮・振動させます。

これは数千年にわたり実践されてきた伝統的な手法です。

 

ビーバーで製作しているハットはこちら。

HARD BURNTタイプ。

 

EASY BURNTタイプ。

 

ビーバーは驚くほど軽く、そして滑らかでソフトです。

高級素材なのも頷けます。

被っても重さを全く感じません。

 

 

【 Rabbit Fur Felt】

最高級のラビットフェルトを採用。

その繊細で柔らかな質感は古くから愛され、

とりわけ帽子づくりにおいては、上質なフェルトを生み出す理想の素材とされてきました。

使用しているのは、チェコ共和国に拠点を構える TONAK のフェルト。

世界で最も古く、そして今なお深い尊敬を集めるフェルトメーカーのひとつです。

その歴史は1799年に遡り、伝統的な職人技と高い生産基準への

揺るぎないこだわりによって知られています。

TONAKのフェルトは、熱・湿気・圧力を用いて動物繊維を圧縮・加工する、

数世紀にわたり磨かれ続けた由緒ある製法によって生み出されます。

丹念に重ねられたその工程が、機能性と自然な風合いを併せ持つ、

しなやかで耐久性に優れたフェルトを育みます。

 

ラビットで製作しているハットはこちら。

 

 

サイズ感に関してはアイテムによって

展開されているサイズが異なります。

詳細は各商品ページにてご確認ください。

 

 

製作方法の特性上、

シルエットも自由に変えていただく事ができます。

オリジナルのままでも

好みで変えて頂いてもお好きな方でお使いください。

 

 

いかがでしたか。

HORISAKIはただのハットブランドではなく

もはや作品と言っても過言ではありません。

唯一無二の世界観があります。

そして特殊な加工や、被り心地を考えた仕様はまさに職人技です。

宜しければご検討ください。

 

HORISAKIは下記のリンクよりご覧頂けます。

https://gullam.jp/shopping?br=121&it&si&se

 

 

明日は定休日となります。

通販やお問い合わせのご対応は木曜日以降となります。

ご了承ください。

 

それでは失礼いたします。